1985年に公開されたSF映画の金字塔『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ三部作が、まもなく40周年を迎えます。多くの映画ファンにとって、今なお色褪せない不朽の傑作として愛され続けています。現在もインターネット上では、たびたびリメイクや続編の噂が飛び交いますが、ユニバーサル・ピクチャーズは、当時シリーズを手がけたロバート・ゼメキス監督に『バック・トゥ・ザ・フューチャー4』の製作を熱望しているといいます。

しかし、続編を製作する意思が全くないロバート・ゼメキス監督は、ユニバーサル・ピクチャーズからの提案を当然ながら拒否。先日、ポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演した際、ユニバーサル・ピクチャーズがこれまで何度も『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の新たな続編製作を懇願してきたことを明かしました。
「半年ごとに聞いてくるようなものだよ!」とゼメキス監督は冗談めかして語りました。これは誇張表現だとしながらも、ユニバーサル・ピクチャーズがここ数年、監督の心変わりを期待して『バック・トゥ・ザ・フューチャー4』の製作について繰り返し打診しているのは事実だといいます。

「『何かできないのか?本当に何も方法はないのか?』」と、ゼメキス監督は映画会社の口調を真似てみせ、さらに続けました。「たとえ『もしかしたら、こんな方法なら』という返事をしても、リメイクや続編の『バック・トゥ・ザ・フューチャー4』を撮るなんて……悪いけど、それは私の計画には一切ないんだ」。
ロバート・ゼメキス監督だけでなく、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で主人公マーティを演じたマイケル・J・フォックスも、このシリーズの続編やリブートの必要性はないと考えています。
とはいえ、全く「妥協案」がないわけではありません。実はロバート・ゼメキス監督は、2023年8月にブロードウェイで上演された『バック・トゥ・ザ・フューチャー:ザ・ミュージカル』に強い関心を示しており、続編映画を製作するよりも、500回以上上演され8,000万ドルの興行収入を上げたこのミュージカルを映画化したいと考えているのです。
「実は『バック・トゥ・ザ・フューチャー:ザ・ミュージカル』を映画版にしたいとずっと思っているんだ。これは本当にやりたいことだね」とロバート・ゼメキス監督は付け加えました。「これはかなり面白いことになるはずだと思っている。だからユニバーサルにもこのアイデアを伝えたんだけど、彼らには理解できないようだった。だから私にはどうすることもできないんだ」。