2017年にパラマウント・ピクチャーズとJ・J・エイブラムス監督率いる制作会社バッド・ロボット・プロダクションズが、新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』のハリウッド実写版を共同で製作すると発表して以来、監督の交代が相次いで報じられている。
かつて本作の監督を務めた一人である韓国系のリー・アイザック・チョン監督が、先日、英『Empire』誌のインタビューに応じ、このプロジェクトから降板した理由を明かした。

「正直なところ、一緒に仕事をした人たちは大好きでした。ただ、日本のアニメ映画を実写化してアメリカのスクリーンにかけることが、これほど困難なことだとは全く予想していませんでした」とチョン監督は語る。「これは東宝が最初に我々に設定した目標でしたが、実際にやってみると、我々が予想していたよりもはるかに難しかったのです」
さらに、チョン監督が『君の名は。』実写版の監督に就任して間もなく、新型コロナウイルスのパンデミックが発生。パンデミックの期間中に脚本の執筆に時間を費やしたという。しかし、監督はこう語っている。
「パンデミックの間に何ヶ月もかけて脚本を書きましたが、最終的に、自分が撮影不可能な映画の脚本を書いていることに気づいたんです」
最終的に、チョン監督は本作の監督を降板し、後任として『ラーヤと龍の王国』の監督であるカルロス・ロペス・エストラーダにメガホンを託すことになった。
via: Empire