CDPR、『ウィッチャー4』で『サイバーパンク2077』の失敗回避へ――過去の教訓活かし、過度な約束せず開発ペース調整

『ウィッチャー』シリーズ第4作が、先日開催された「The Game Awards 2024」で初公開されて以来、CD Projekt Redは複数のゲームメディアのインタビューを通じて、少しずつゲームの制作方針や、シリを新作の主人公に選んだ理由を明かしている。同社は「最も没入感のある」RPG作品を世に送り出すという、大きな野心を抱いている。

もちろん、CD Projekt Redは、2020年の『サイバーパンク2077』ローンチ時の悲惨な経験が、プレイヤーに「発売直後に飛びつかず、まずは様子見」、あるいは懐疑的な見方をもたらしていることを深く理解している。この痛ましい教訓を経て、開発チームは先日、IGNの独占インタビューに応じ、反省を踏まえた制作とプロモーションの調整について語り、二度と同じ過ちを繰り返さないことを誓った。

エグゼクティブプロデューサーのマウゴジャータ・ミトレガとゲームディレクターのセバスチャン・カレンバは、最優先事項は「ゲームコンテンツが十分に完成していること」を確実にすることであり、プロモーション期間中にプレイヤーに「過度な約束」をしないことで、再び過剰な期待を抱かせる状況に陥ることを避けると強調した。

「最も重要な点は、ゲームを十分に完成させることです」とカレンバは語る。「次に、私たちは制作方法を調整し、良い進捗を遂げています。具体的には、現在、各プロセスをより慎重に計画し、各制作段階を明確に定義し、基盤がしっかりしていることを確認するために注意深く検証しています。」

「実際、このアプローチは開発プロセスにおいて顕著な改善をもたらしました。これにより、私たちはこれまで以上にこの非常に複雑な環境をコントロールできるようになり、各メンバーの作業ペースもより安定し、安心して取り組めるようになりました。」

また、制作チームの作業環境をより安定させ、ゲーム品質を最大限に高めるため、CD Projekt Red社内では、これまで常に議論の的となってきた「残業文化」の改善にも取り組んでいる。セバスチャン・カレンバが語るように、より明確なスケジュール計画によって開発スタッフの残業時間を削減し、社内コミュニケーションを強化することで、彼らが仕事と私生活のバランスを取れるようにしているという。

via: IGN