ピクサー新作に「トランスジェンダー要素」ディズニーが削除命令!公式は「親の教育方針を考慮」と説明

(画像:ピクサー)

海外メディア『ハリウッド・リポーター』が先日報じたところによると、ピクサー初の長編アニメーションシリーズとなる『ウィン・オア・ルーズ』について、親会社であるディズニー・エンターテインメントがトランスジェンダー要素を含むプロットの削除を要求したという。情報筋が明かしたところでは、『ウィン・オア・ルーズ』には当初、あるキャラクターの性自認に触れる描写が含まれていたが、現在では関連する全ての描写が削除され、それに伴い後続エピソードのいくつかのセリフも変更されたとのこと。しかし、そのキャラクターの性自認は物語の主軸ではなかったため、作品全体への影響は小さいとされている。このキャラクターの声は、18歳のトランスジェンダー女優、シャネル・スチュワート(下写真)が担当している。

この報道を受け、ディズニーの広報担当者は、関連描写を削除した背景について次のように説明した。「若い視聴者を対象としたアニメーション作品において、多くの親御さんが、特定のテーマについてご自身が選んだ方法とタイミングで子どもたちと話し合うことを望んでいると認識しています。」

スチュワートのキャラクターは引き続き登場するが、彼女自身は、自身の役がシスジェンダーの女性に変更されたことに多少の失望を覚えていると明かした。スチュワートの母親も、たとえ一部の親がまだそのような話題について話す準備ができていなくても、キャラクターの性別を隠さないことは非常に重要であり、世界の多様性を否定すべきではないと考えている。

『ウィン・オア・ルーズ』は当初、今月Disney+で配信開始される予定だったが、『インサイド・ヘッド』のスピンオフシリーズ『インサイド・ヘッド』の世界より:ライリーの夢の製作スタジオと配信時期が入れ替わり、来年2月19日に配信開始される。同作は、男女混合の中学校ソフトボールチームが優勝決定戦に向けて準備を進める物語で、各エピソードが異なるキャラクターを主軸に描かれる。


via: Deadline The Hollywood Reporter