昨年末に放送された「第75回NHK紅白歌合戦」は、初出場のB'zをはじめ、多くのアーティストが話題となりました。中でも、41年ぶりに登場した伝説のバンド「THE ALFEE」のパフォーマンスは、多くの古参ファンを感動の渦に巻き込みました。
個性豊かな3人のメンバーで構成されるTHE ALFEEですが、中でもひときわ目を引くのが高見沢俊彦さんが使用するギターです。その天使が翼を広げたようなデザインの「Ultimate Archangel II」を、Xユーザーのゆっきーさん(@yukkiy_daccha)がなんと段ボールで完全再現!そのあまりのクオリティの高さに、ネット上で称賛の声が上がっています。

THE ALFEEのライブをご覧になった方なら、高見沢さんのギターから目が離せなくなった経験があるのではないでしょうか。高見沢さんといえば、数百本ものギターを所有する言わずと知れたコレクターであり、特に変形ギターの愛用者として有名です。
今回の紅白で披露されたのも、まさに天使が翼を広げたようなデザインの「Ultimate Archangel II」。一度見たら忘れられない、強烈なインパクトを放っていました。
制作者のゆっきーさんによると、THE ALFEEとの出会いは小学生の頃。アニメ『ドラえもん』のエンディングテーマ「タンポポの詩」を聴いたのがきっかけで、特に高見沢さんに一目で心を奪われたそうです。当時、お母さんに「テレビに王子様がいる! 私、この人と結婚する!」と宣言したところ、「(当時)もうすぐ50歳のおじさんよ、やめなさい」と冷静に諭されたという微笑ましいエピソードも。
それでも、長年にわたるTHE ALFEEの活動に触れるうち、高見沢さんへの想いが再燃。20年の時を経て本格的にファンになり、3~4年前からはライブに足しげく通うなど、熱心なファン活動を始めたそうです。

写真を見ると、段ボールで作られた「Ultimate Archangel II」は本物と見紛うばかりの出来栄え。翼を広げた天使の造形はもちろん、手元に彫刻された女性の横顔といったディテールまで忠実に再現されており、その技術力の高さに驚かされます。
ちなみに、本物の「Ultimate Archangel II」は、2025年1月11日から26日まで渋谷のESP Museumで開催される「TAKAMIY’S GUITAR HEAVEN 2025」にて無料展示される予定。まさに本家より一足早いお披露目となりました。
段ボールでギターを作ろうと思ったきっかけを尋ねると、以前高見沢さんの番組に出演したとあるバンドマンが、段ボールでエンジェルギターを制作していたのを見たことだそう。「これだ! 私も作りたい!」と衝撃を受け、初代モデルにあたる段ボール製「Ultimate Archangel I」の制作に取り掛かったと語ります。

今回制作した「Ultimate Archangel II」は2作目。大きな段ボールを貼り合わせて土台を作り、そこに下書きをしてから各パーツをカット。翼などを何層にも重ねて立体感を出すという、非常に手の込んだ工程を経て完成しました。ゆっきーさん自身はギターの知識は全くないそうですが、写真だけを頼りに比率を計算し、サイズを割り出したというから驚きです。
さらに驚くべきことに、この段ボールギター、なんと発光ギミックまで搭載! 本家同様、LEDライトが仕込まれており、暗闇で妖しく光る様子はまさに“降臨”といった趣です。


実は、1作目の段ボールギター「Ultimate Archangel I」は、高見沢さん本人の番組で取り上げられたことがあるそうで、ゆっきーさんは「信じられないほど嬉しかった」と当時を振り返ります。今回の「Ultimate Archangel II」も、高見沢さんへの熱い想いとリスペクトが伝わるといいですね。

アイドルへの愛とリスペクトを、ギター制作という形で表現したゆっきーさん。その情熱とクオリティの高さに、ネット上では「愛がすごい」「クオリティ高すぎ!」「ご本人の目に留まりますように」といった称賛のコメントが多数寄せられています。
メンバー全員が70代を迎えてもなお、第一線で活躍し、若い世代のファンをも魅了し続けるTHE ALFEE。今回の作品は、そんな彼らの色褪せない魅力と、ファンの熱い「推し活」を象徴する出来事と言えるでしょう。
via: X帳戶ゆっきー