『ジュラシック・ワールド』新作の物語が判明!人類は恐竜にうんざり、失敗作の恐竜が突然変異、DNAは心臓病の特効薬に

(画像:ユニバーサル・ピクチャーズ)

2025年7月2日に全米公開が予定されている『ジュラシック・パーク』シリーズ第7弾『ジュラシック・ワールド:リバース』は、まもなく初の予告編を公開予定だ。それに先立ち、ユニバーサル・ピクチャーズは『Vanity Fair』誌を通じて新たな場面写真、インタビュー、そしてこれまで明かされていなかった本作の新たな設定を公開した。

『Vanity Fair』のインタビュー記事によると、物語は前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の出来事から5年後が舞台。テーマパークでの大惨事の後、野生に放たれた恐竜たちが人々の生活を脅かすようになり、かつては畏敬と愛情の対象だった恐竜は、今や人類にとってひどく厄介な存在へと変わってしまった。これはまるで、続編の質の低下にシリーズへの失望を繰り返してきた、現実世界の観客の心境を映し出しているかのようだ。


(画像:ユニバーサル・ピクチャーズ)

シリーズの共同プロデューサーであるフランク・マーシャルは、本作の脚本に復帰した『ジュラシック・パーク』1、2作目の脚本家デヴィッド・コープが、人類が恐竜に飽き飽きしているというアイデアを提案したと明かす。「恐竜はもう時代遅れで、人々はうんざりしているというアイデアを出したのは彼でした。恐竜は人間に不便をもたらし、もはや博物館やふれあい動物園に見に行く人もいない。ただの邪魔者なんです。さらに気候も彼らの生存に適さなくなり、病気になったり死んだりし始めています。しかし、赤道付近には、気候、温度、環境が彼らにとって非常に適した地域があるのです」

マーシャルと、同じくプロデューサーを務めるシリーズ1、2作目の監督スティーヴン・スピルバーグは、『リバース』が観客の恐怖を呼び起こすことに重点を置くべきだという点で意見が一致した。マーシャルは「CGIは素晴らしいツールですが、人を怠惰にさせます。何でもできると分かっているからです。しかし、この種の映画には一定の危険性が不可欠です」と語り、『リバース』のすべてのシーン、すべての恐竜が観客の恐怖感を刺激するように設計されていると強調した。

(画像:ユニバーサル・ピクチャーズ)

そして舞台について言えば、今回は赤道付近に位置する新たな島がメインとなる。そこはかつて初代ジュラシック・パークの研究施設があった場所で、現在は放棄されている。しかし30年後、その廃墟となった施設で開発された恐竜たちは生き残っているだけでなく、より強靭になっていた。マーシャルは「これらは実験に成功しなかった恐竜たちで、中には突然変異を起こしたものもいます。すべて実在した恐竜の研究に基づいているものの、見た目は少し異なっているでしょう」と説明する。

本作でメガホンを取る2014年版『GODZILLA ゴジラ』の監督ギャレス・エドワーズは、今回登場する一部の恐竜のデザインに、映画『エイリアン』のゼノモーフや『スター・ウォーズ』シリーズのブラーグの要素を取り入れていると指摘した。

(画像:ユニバーサル・ピクチャーズ)

エドワーズは以前から予告していた通り、『リバース』ではシリーズが長らく失っていた緊張感を取り戻し、観客に初期作のような新鮮さと驚きを再び与えることを目指している。彼は今回、子供の頃に第1作を観て恐怖した忘れられない体験を振り返った。「『ジュラシック・パーク』は、まるで証人保護プログラムに組み込まれたホラー映画のようですが、多くの人はそうは思っていません。子供の頃にみんな観に行きましたが、正直に言うと、映画館でT-レックスの襲撃シーンを観たときは、腰を抜かすほど怖かった。あれは映画史上最も優れた演出の一つであり、それを再現しようとするのは非常にハードルが高い挑戦です」

(画像:ユニバーサル・ピクチャーズ)

以前、公式から明かされていた情報によると、その島は先史時代の地球に近い気候であり、島に生息する3種の巨大恐竜のDNAが、ある薬を製造するための重要な原料を含んでいるという。そして今回、その薬が心臓病の治療薬であることが明らかにされた。その3種の恐竜は陸・海・空をそれぞれ支配しており、主人公たちは彼らのDNAを採取するため、危険を冒して島へ向かう任務に雇われる。

ヒロインのゾーラ役を演じるスカーレット・ヨハンソンは、かねてから『ジュラシック・パーク』の大ファンであることを公言している。今回のインタビューでは、子供の頃に妹と二人で『ジュラシック・パーク』柄の小さなテントを寝室に張り、一年間そこで寝ていたというエピソードを披露した。ヨハンソンは「『ジュラシック』シリーズの新作が企画されているというニュースを聞くたびに、エージェントに転送して『ねえ、私、スケジュール空いてるよ!』って伝えていました」と告白。2020年に『ブラック・ウィドウ』を撮影していた際には、偶然にも同じスタジオで『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の撮影が行われており、興奮して見学に行きたくて仕方がなかったという。

(画像:ユニバーサル・ピクチャーズ)

『ブラック・ウィドウ』の撮影を終えた一年後、ヨハンソンがスピルバーグと雑談をしていた際、スピルバーグが彼女が『ジュラシック・パーク』の熱狂的なファンであることを思い出した。ヨハンソンは内心大興奮だったが、子供の頃にテントで寝ていた話はぐっとこらえたという。偉大な監督の前でプロフェッショナルに振る舞いたかったのと、熱狂的すぎる変なファンだと思われたくなかったからだ。しかし今となっては、ファンであることを伝えるのはごく普通でポジティブなことだったのに、と少し後悔しているようだ。スピルバーグと話してから一ヶ月後、ヨハンソンは『リバース』の脚本を受け取り、正式にシリーズへの参加が決定した。

(画像:ユニバーサル・ピクチャーズ)

『リバース』のその他のキャストには、マハーシャラ・アリ、ルパート・フレンド、ジョナサン・ベイリー、ルナ・ブレイズ、エド・スクライン、マヌエル・ガルシア=ルルフォといった新キャストが名を連ねる。ヨハンソンは、3種の恐竜からDNAを抽出するチームを率いるために雇われた秘密作戦の専門家ゾーラ役を演じる。アリはゾーラの相棒ダンカン・キンケイド役、ベイリーは古生物学者のヘンリー・ルーミス博士役、そしてフレンドは今回の作戦に資金提供する製薬会社の代表マーティン・クレブス役をそれぞれ務める。

エドワーズ監督は、『リバース』を強盗映画のようだと表現し、同時にスピルバーグ作品の要素が結集しているとも語る。例えば、ベイリー、アリ、ヨハンソンが演じる3人のキャラクターの関係性は、『ジョーズ』でリチャード・ドレイファス、ロバート・ショウ、ロイ・シャイダーが演じた「サメ退治チーム」を彷彿とさせるという。


via: Vanity Fair