『Nintendo Switch 2』価格は「親しみやすさ」重視! 古川社長が語る次世代機戦略と現行Switchの動向

任天堂が2025年1月16日に正式発表した次世代機『Nintendo Switch 2』は、世界中のゲーマーから熱い注目を集めています。ハードウェア性能や価格を含む詳細情報は、4月2日の『Nintendo Direct』で発表される予定です。

先日(2月5日)、任天堂は2025年3月期第3四半期決算(2024年12月31日まで)の決算説明会における質疑応答の要旨を公開しました。会見では、『Nintendo Switch 2』の価格設定や生産計画について多くの質問が寄せられ、古川俊太郎社長がこれに回答しました。

質疑応答では、『Switch 2』の価格がインフレや為替変動の影響を受けるのか、また現行のSwitchと比べて価格帯に変化があるのか、といった質問が飛び出しました。

これに対し古川社長は、「2017年に初代Nintendo Switchを発売した当時と比べ、為替環境は大きく変化しています」とコメント。その上で、「任天堂製品に対するお客様の価格期待も考慮し、できる限りお求めやすい価格で、手に取りやすいゲーム機として提供したい」と強調しました。ただし、「現時点では『Nintendo Switch 2』の具体的な価格についてはお話しできません。様々な要素を総合的に評価している段階です」とも述べました。ちなみに、現行モデルのNintendo Switch(初代)は価格改定を行わないとのことです。

生産計画については、「具体的な生産計画や初回出荷台数については、現時点でお伝えできません。2025年度の決算発表時に、次期の業績予想と合わせて公表します」と古川社長。

さらに、「需要にしっかり対応できるよう、十分な製品を準備していく方針です。4月2日の『Switch 2』発表後の市場の反応も参考に、生産能力を調整していきます」と付け加えました。

ちなみに今回の決算では、2024年12月31日までの任天堂の売上高と利益がともに減少しており、通期の業績予想も下方修正されています。これに対し記者からは、「『Switch 2』の発表が、現行Switchの購入を控える(買い控え)動きに繋がっているのではないか?」という質問が寄せられました。

古川社長は、「全く影響がないとは考えていませんが、その影響は大きくないと見ています」と回答。続けて、「『Switch 2』は現行Switchのゲームも引き続きサポートするため、現時点では顕著な買い控えの動きは見られません」と説明しました。

2023年には『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』や『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』といった大ヒット作が業績を牽引しましたが、今年はそれに匹敵する超人気タイトルが不足していることも、市場の盛り上がりに欠ける要因と分析しています。

また、Switch本体は発売から8年目を迎えるハードとしては堅調な売上を維持しているものの、期初に設定した販売目標には届かず、これも業績下方修正の一因となっています。

今回の決算説明会では、『Nintendo Switch 2』がやはり注目の的でしたね。任天堂は、かつて初期出荷不足で転売ヤーが横行し、ユーザーに不満を与えた苦い経験を繰り返さないよう、発売前に十分な在庫を確保し、ロケットスタートを切りたい考えのようです。

「お求めやすい価格」を考慮するという公式発表が、果たしてユーザーにどう受け止められるのか。その答えは、4月の『Nintendo Direct』で明らかになるでしょう!

(今回の決算説明会資料(PDF)はこちらからどうぞ)

via: 日本任天堂官網