ラジー賞2025 受賞結果が発表!『マダム・ウェブ』が最低作品賞&主演女優賞!コッポラは最低監督賞に、コメントも発表

(画像はソニー・ピクチャーズ、Pinterestより)

恒例となっている第45回ゴールデンラズベリー賞の受賞結果が、第97回アカデミー賞授賞式の前日にあたる本日発表された。今年最大の“受賞作”は『マダム・ウェブ』で、最低作品賞、最低脚本賞、最低主演女優賞の3部門を制した。その他の賞は、『メガロポリス』、『アンフロステッド: ポップタルトをめぐる物語』、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が分け合い、それぞれ2部門での受賞となった。

(画像はライオンズゲートより)

受賞結果一覧:


最低作品賞

『ボーダーランズ』(Borderlands)

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(Joker: Folie à Deux)

『マダム・ウェブ』(Madame Web)

『メガロポリス』(Megalopolis)

『Reagan』(原題)


ワースト主演女優賞

ケイト・ブランシェット — 『ボーダーランズ』

レディー・ガガ — 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』

ブライス・ダラス・ハワード — 『ARGYLLE/アーガイル』

ジェニファー・ロペス — 『アトラス』

ダコタ・ジョンソン — 『マダム・ウェブ』


ワースト助演女優賞

アリアナ・デボーズ — 『ARGYLLE/アーガイル』、『クレイヴン・ザ・ハンター』

レスリー=アン・ダウン — 『Reagan』

エマ・ロバーツ — 『マダム・ウェブ』

エイミー・シューマー — 『アンフロステッド:ポップタルトをめぐる物語』

FKAツイッグス — 『クロウ/飛翔伝説』


ワースト主演男優賞

ジャック・ブラック — 『Dear Santa』

ザッカリー・リーヴァイ — 『Harold and the Purple Crayon』

ホアキン・フェニックス — 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』

デニス・クエイド — 『Reagan』

ジェリー・サインフェルド — 『アンフロステッド:ポップタルトをめぐる物語』


ワースト助演男優賞

ジャック・ブラック — 『ボーダーランズ』

ケヴィン・ハート — 『ボーダーランズ』

シャイア・ラブーフ — 『メガロポリス』

タハール・ラヒム — 『マダム・ウェブ』

ジョン・ヴォイト — 『メガロポリス』、『Reagan』、『Shadow Land』、『Strangers』


ワーストスクリーンコンボ

面白くないコメディアン2人なら誰でも — 『アンフロステッド:ポップタルトをめぐる物語』

キャスト全員 — 『メガロポリス』

ホアキン・フェニックスとレディー・ガガ — 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』

デニス・クエイドとペネロープ・アン・ミラー — 『レーガン』

誰でもいいから不快なキャラクター2人(特にジャック・ブラック) — 『ボーダーランズ』


ワーストリメイク・リブート・続編

『ライオン・キング:ムファサ』

『REBEL MOON — パート2:傷跡を刻む者』

『ザ・クロウ』

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』

『クレイヴン・ザ・ハンター』


ワースト監督賞

S・J・クラークソン監督 — 『マダム・ウェブ』

フランシス・フォード・コッポラ監督 — 『メガロポリス』

トッド・フィリップス監督 — 『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』

イーライ・ロス監督 — 『ボーダーランズ』

ジェリー・サインフェルド監督 — 『アンフロステッド:ポップタルトをめぐる物語』


ワースト脚本賞

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』

『クレイヴン・ザ・ハンター』

『マダム・ウェブ』

『メガロポリス』

『Reagan』 

(画像出典:フランシス・フォード・コッポラ Instagram)

興味深いことに、『メガロポリス』でワースト監督賞に輝いたフランシス・フォード・コッポラは、自身のInstagramアカウントで受賞コメントを発表。ハル・ベリーやサンドラ・ブロックらと同様、ラジー賞を公然と受け入れた数少ない映画人となった。

コッポラはコメントでこう綴っている。「『メガロポリス』がゴールデンラズベリー賞でこれほど多くの重要な賞をいただけたことを大変嬉しく思います。現代の映画製作の主流に逆らう者がほとんどいない時代に、ワースト監督賞、ワースト脚本賞、そしてワースト作品賞にノミネートされるという、またとない栄誉です!」

今のこのボロボロの世界では、アートはプロレスのように点数をつけられている。だが私は、この業界が作った臆病なルールに従うつもりはない。この業界はリスクを恐れすぎている。たとえ多くの若い才能に恵まれていても、50年後も共感を呼ぶような作品は作れないだろう。

ジャック・タチのような、かくも偉大で勇敢な映画監督と肩を並べられるのは、この上ない名誉だ。彼は、史上最も愛された失敗作の一つである『プレイタイム』を撮るために、自らを破滅させたのだから! 私は『メガロポリス』という芸術品を共に完成させてくれた全ての素晴らしい仲間たちに、心から感謝したい。そして、興行収入はただ金儲けのためにあるもので、戦争や愚行、政治工作と同じように、我々の未来に本当の居場所はないということを、改めて心に刻もうではないか。」