絵を描くキャンバスは、なにも紙の上だけとは限りません。身の回りにある様々なものが、アイデア次第で素敵なアート作品に生まれ変わります。
イラストレーターのオオジカオリさん(@ojikaori)がX(旧Twitter)に投稿した、ある作品が話題を呼んでいます。それは、石が「生鮭」から「焼き鮭」へと変身を遂げる様子を記録した一連の写真。鮭の切り身にそっくりなフォルムはもちろん、オレンジ色の身やこんがり焼けた皮の質感まで緻密に再現されており、思わず「焼き魚の香りがしてきそう…」と錯覚してしまうほどのリアルさ!その驚きのクオリティに、ネット上では驚愕の声が広がっています。

オオジカオリさんは、普段から河原や海辺で拾った石に絵を描くのが趣味とのこと。この鮭そっくりの石も、ある日偶然見つけたものだそうです。「これ、どう見ても鮭の切り身じゃん!」と大興奮で家族に見せたところ、残念ながら反応はイマイチだったとか。しかし、ご本人曰く「こういうのは思い立ったが吉日」とのことで、丸一日かけて一気にこの「焼き鮭」を完成させました。
使用したのはアクリル絵の具。特にこだわったのは皮の焦げ具合で、オオジカオリさん曰く「焼き鮭の魂は、あの香ばしい皮に宿る!」とのこと。理想の焦げ目を再現するため、ネットで焼き鮭の画像を検索しまくり、焦げのグラデーションを徹底研究。その結果、「まず生の皮を描いてから、焦げ目や焼き網の跡を一層一層重ねていく」という手法で、この超リアルな質感を表現したそうです。
この見事なペイント技術には、ネットユーザーからも「画面から香ばしい匂いがしてきそう」「飯テロすぎる」といった絶賛のコメントが寄せられています。

オオジカオリさんは粘土を使った作品も手掛けており、以前には煮干しがだんだんと出来上がっていく過程を表現した作品も公開しています。一番下が本物の煮干しだというから、その塗装技術の高さには驚かされますね。
今回の反響を受け、オオジカオリさんは「あくまで趣味ですが、また面白いものができたらお見せしたいです」とコメント。それにしても、これだけリアルな焼き鮭、パッと見では石だと見抜ける人はまずいないでしょう。家族や友人を驚かせるドッキリに使ってみるのも一興かもしれませんね(笑)。
