電子書籍が普及し、紙媒体の雑誌を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。特に週刊誌や月刊誌は大きな影響を受けており、その存続は決して容易なことではありません。
そんな中、KADOKAWAが発行するライトノベル雑誌『ドラゴンマガジン』が、今年1月の発表通り、37年の歴史に幕を下ろしました。本日3月19日に発売された最終号の表紙を飾るのは、伝説的ファンタジー小説『スレイヤーズ』のリナ=インバースと白蛇のナーガ! これはもう、ファンならずとも手に入れておきたいメモリアルな一冊ですね。

1988年1月に創刊して以来、『ドラゴンマガジン』はライトノベル界を牽引する重要な雑誌の一つでした。これまで数々のアニメ化作品を世に送り出し、その中には『フルメタル・パニック!』、『冴えない彼女の育てかた』、『スレイヤーズ』、『デート・ア・ライブ』、『ハイスクールD×D』といった、タイトルを聞くだけで胸が熱くなるような名作がズラリ。近年も『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』、『スパイ教室』、『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』などの人気作を掲載し、まさに一時代を築き、多くのラノベファンに影響を与えてきました。

最終号の表紙は、前述の通り『スレイヤーズ』のリナ=インバースと白蛇のナーガが飾ります。「ドラゴンマガジンはグランドフィナーレ。でも、私たちの冒険は、まだまだ続く!」というキャッチコピーが泣かせます…。さらに、なんと13年ぶりとなる完全新作短編も掲載!『スレイヤーズ』連載35周年を記念した特別企画も見逃せません!

公式発表によると、『ドラゴンマガジン』休刊後、その魂は新たな WEBマガジン『メクリメクル』に引き継がれるとのこと。2025年春に正式オープン予定で、ライトノベルやキャラクター文芸、そして様々なエンタメカルチャーに特化した総合プラットフォームを目指すそうです。最新のラノベ情報やレビューはもちろん、アニメ、コミック、声優、イベント関連のニュース、さらには読者が交流できるコミュニティ機能も提供される予定です。
KADOKAWAは、「読書環境の変化に伴い、紙の雑誌だけでは読者のニーズに完全に応えることが難しくなりました。これからは新しい形で、より豊かなコンテンツを提供していきますので、どうぞご期待ください!」とコメントしています。

『ドラゴンマガジン』の休刊は、ライトノベル界における一つの時代の終わりを象徴する出来事ですが、同時に新たな時代の幕開けでもあります。今後KADOKAWAがラノベ市場をどう展開していくのか、そして新WEBマガジン『メクリメクル』がどんなサプライズを届けてくれるのか、目が離せませんね!かつて『ドラゴンマガジン』を愛読していた皆さんも、この最終号を記念に手に入れてみてはいかがでしょうか。
via: 富士見文庫官方 X