「寿司」といえば、もはや説明不要の国民食ですよね。シャリとネタの組み合わせで無限のバリエーションが生まれ、海外でも独自の進化を遂げる奥深さ!
でも、「鱒寿司」(ますずし)ってご存知ですか? 富山県の郷土料理として知られる逸品で、一般的な握り寿司とは一線を画す存在なんです。そんな鱒寿司が、なんと昨日(3月22日)、地元で「世界最大の鱒寿司」に挑戦! 多くの協力者によって直径3.23mというギネス級の鱒寿司が完成し、そのド迫力な姿がネットで大きな話題を呼んでいます。

「鱒寿司」のルーツは、享保2年(1717年)に遡ると言われています。当初は越中米と神通川で獲れたアユを使った寿司だったとか。藩主・前田利興が八代将軍・吉宗に献上したところ、食通の吉宗もその美味に舌を巻いたと伝えられています。
その後、鱒を使った寿司が作られるようになり、富山の名産として広まっていきました。円形の容器に笹の葉を敷き詰め、塩漬けにした鱒の切り身と酢飯を重ねて押し固め、さらに笹の葉で包んで重石を乗せるのが特徴です。今では富山県内の至る所でこの名産品を見かけることができ、地元ではもちろん、観光客にも愛されるソウルフードとなっています。

今回、富山県が世界最大の鱒寿司に挑んだのは、実は2014年にも挑戦しており、今回はその記録を塗り替えるべく、多くの職人さんが協力して挑んだんだとか。

その制作方法は、まさに職人技! ピザのように12等分された鱒寿司をそれぞれ作り、一つ一つが通常の約20倍のボリューム。それを12ピース合体させて完成させるという、とんでもないスケールです。


映像を見れば、この一つを完成させるのにどれだけの労力がかかったか、一目瞭然ですね。
そして完成したのが、この直径3.23mという超巨大な鱒寿司! 酢飯は約100kg、鱒は50kg、笹の葉はなんと900枚近くも使用されたそうです。一切れのボリュームで通常の鱒寿司300個分以上というから驚き! まさに圧巻の一言です。
このクレイジーなサイズ感に、多くのネット民が「これはヤバい!」「食べたい!」と大興奮しています。

もちろん、これは富山県の魅力をPRするためのイベント。もし富山県を訪れる機会があれば、この絶品郷土料理をぜひ味わってみてくださいね!
via: togetter