『開運!なんでも鑑定団』に韓愈『韓昌黎集』全巻が登場! まさかの鑑定額に視聴者騒然!

『開運!なんでも鑑定団』、皆さんご存知ですか? 30年以上続く長寿番組で、お宝を鑑定してもらうべく、いろんな方が秘蔵の品を持ち込みますよね。ガラクタもあれば、とんでもないお宝が飛び出すこともあって、その面白さから類似番組も登場するほど。

そんな番組の最新回で、なんと「唐宋八大家」の一人、韓愈(かんゆ)の『韓昌黎集』(かんちょうれいしゅう)全巻が登場! 千年以上の時を超えた古典文学作品の登場に、放送後からネット上でも話題沸騰。一体いくらの値が付くのか、その価値に注目が集まりました。

この超絶お宝を持ち込んだのは、千葉県銚子市にある圓福寺(えんぷくじ)の第46代住職、平幡照正(ひらはたしょうせい)さん。実は2016年にも、祖父が遺した日本の古書「嵯峨本 徒然草」で番組に出演し、その時はなんと1500万円という鑑定額を叩き出しているんです!

そして今回、書庫の整理中にまたしても新たな「お宝」を発見! それは、なんと1000年前の宋の時代に中国で印刷された書物だったそう。知人にその本を見せたところ、「これ、1億円の価値があるよ!」と驚きの言葉が。まさかの金額に平幡住職もビックリ! 果たして本当にそんな価値があるのか、番組で確かめたいと持ち込んだわけですね。

このお宝は、日本の中国唐代史文学研究者の間でも大きな話題に。研究者にとってはまさに「大発見」だと注目されています。韓昌黎(かんちょうれい)こと韓愈(かんゆ)(768〜824)は、中唐を代表する文人で、その詩文の腕前は超一流。「唐宋八大家」の一人としても知られています。思想面では「匹夫にして百世の師」と称され、宋代儒学の先駆者とも言われる偉人なんです。

真筆ではないものの、宋代の版本は年代が古いだけでなく、校訂が非常に正確なものが多いとのこと。そのため、今回の発見によって、これまで知られていなかった異本が明らかになる可能性もあるそう。韓愈文学の研究者や唐宋書誌学の研究者にとっては、まさに朗報ですね!

千年以上の時を経て、これほど完璧な状態で保存されているなんて奇跡! と多くのネットユーザーも驚愕。まさに国宝級の逸品として大切にされるべき、との声が上がっています。

そして、番組の鑑定士チームによる鑑定の結果、最終的に付けられた価格はなんと「3億円」! 平幡住職はもちろん、多くの視聴者もそのとんでもない金額に度肝を抜かれました。

鑑定士の一人、安土堂書店代表取締役の八木正自さんによると、千年以上の時を経た書物としては、保存状態が非常に良好で、まさに奇跡的とのこと。特に宋代の印刷技術が存分に発揮されており、上質な紙が使われている点も評価され、博物館に収蔵されるべき最高級の逸品だと太鼓判を押しています。

番組放送後、ネット上では「まさかの3億円!」「鑑定団で3億円は初めて見た!」「これはヤバい!」と大盛り上がり。完全な形で残っているものは世界にないと言われる中、2冊は宋代の補本であるものの、残りは全て千年前の美しい全巻という点も驚きを呼んでいます。

ただ、「こんな歴史的お宝が個人所有なのはもったいない」という意見も。平幡住職のお祖父様が古書愛好家で収集されたものだそうですが、一般人が3億円の古物を所有する意味は、歴史的保存とはまた違うのでは? との声も上がっています。

一方で、博物館などの公的機関では、この金額を支払うのが難しい場合が多く、寄贈や低価格での譲渡を求めることになりがち。もし本当に売却するとなると、結局は一部の富裕層の手に渡ってしまう可能性も指摘されています。

いやはや、こんな稀代の逸品が『開運!なんでも鑑定団』に登場するとは、本当に驚きでしたね。平幡住職のお寺では、寺宝展も開催されているそうなので、そういった形で歴史的古董が大切にされ、多くの人の目に触れる機会があるのは素晴らしいことかもしれません。

via: 《稀世珍寶開運鑑定團》官網