岐阜県で開催されている「濃姫オーディション」が、今SNSで大きな話題を呼んでいます。その理由は、なんと応募資格が「生體不問」であること! この前代未聞の条件がネット民の注目を集め、「ミスコン」の常識を覆す事態に。人間はもちろん、猫や犬、果ては鳥まで、生きとし生けるものすべてが参加可能というとんでもないイベントなんです。

募集要項をチェックしてみると、「年齢、性別、国籍、そして生物の種類を問いません」と堂々と明記されています。参加条件はただ一つ、「岐阜県の文化と歴史をPRする熱意」があり、最終選考やその後のイベントに参加できること。これさえクリアすれば、誰でも(どんな生き物でも)エントリー可能です。
このあまりにもオープンな条件のため、過去には男性の受賞者も誕生しており、ワンちゃんの出場も珍しくありません。そして今回、見事グランプリに輝いたのは、なんと女性1名、男性1名、そしてワンちゃんペア1組という結果に! これにはネットユーザーも「ポリコレの最前線だ」「これこそが真の多様性」と大盛り上がりです。

実はこちらのオーディション、地元で開催される「濃姫まつり」の目玉企画の一つ。もともと岐阜県には「ぎふ信長まつり」や「道三まつり」といった大きなお祭りがありましたが、どちらも主役は男性でした。そこで、「女性が主役となり、輝けるイベントを!」という思いから、2019年11月に「濃姫まつり」がスタートしたのです。
そして時代と共に「濃姫まつり」も進化。ジェンダー平等の考え方を取り入れ、今では性別や年齢、さらには生物の種族さえも超えた、超多様性イベントへと変貌を遂げました。人間だけでなく動物たちも参加し、それぞれの個性がキラリと光る、そんなお祭りになっています。

今回、第7代濃姫グランプリに輝いた桜木しおんさんは、なんと初の男性受賞者! 自身のSNSでこの快挙を報告し、イベントが注目されていることに驚きつつも、「これを機に、濃姫まつりと岐阜の魅力をより多くの人に知ってもらえたら嬉しい」と喜びを語っています。


この「生體不問」というパワーワードはネットでまたたく間に拡散され、多くの反響を呼んでいます。「真の多様性を見た」「ここまで振り切ってくれると逆に清々しくて面白いw」「日本は多様化が遅れてるんじゃなくて、進みすぎてて俺らが追いつけてないだけだった」「これぞポリコレの向こう側!」など、賞賛(?)のコメントが殺到しています。

また、ワンちゃんの受賞者が「グ“ワン”プリ」と呼ばれていることにも注目が集まり、「このネーミングセンス、好きすぎる!」といった声が。さらに、「犬が受賞したことより、2匹でエントリーできるユニット制だったことに驚きw」「ワンちゃんにもちゃんと『○○さん』付けしてるのが好感度高い」など、細かな点にツッコミを入れるユーザーも続出しています。


この盛り上がりを受け、イベントの実行委員長もSNSを更新。「オーディションがネットで話題になり、大変嬉しく思います」とコメントし、濃姫生誕500年となる2035年まで毎年開催する予定だと発表。多くの参加を呼びかけています。
従来の「ミスコン」が岐路に立たされている現代において、このようなオープンでエンタメ性に富んだイベントは、新しい形の一つなのかもしれません。大きな話題を呼ぶだけでなく、伝統的な文化イベントが新たな魅力と共に多くの人々に届くきっかけとなりそうです。
via: togetter