90年代の格闘ゲームブームといえば、やっぱりSNKは外せませんよね! カプコンやセガと並び称される伝説的なゲーム会社で、『THE KING OF FIGHTERS』や『SAMURAI SPIRITS』、『餓狼伝説』といった超人気格ゲーを世に送り出してきました。
そんな『餓狼伝説』が、なんと約26年もの沈黙を破り、ついに今年4月24日に新作『餓狼伝説 City of the Wolves』をリリースしたんです!
そして、プレイヤーを最も驚かせたのが、新キャラクターリストにまさかの国際的サッカーのスーパースター、クリスティアーノ・ロナウド選手の名前があったこと! しかも、ただのイメージキャラクターやアンバサダーじゃなくて、実際に操作できるプレイアブルキャラクターとして参戦するっていうんだから、もう度肝を抜かれちゃいますよね。さらに、スウェーデンのDJ兼音楽プロデューサー、サルヴァトーレ・ガナッチ氏まで一緒に参戦と、格ゲーの常識を完全にぶっ壊しにかかってます!

こんなぶっ飛んだクロスオーバー、実はちゃんと理由があるんです。クリスティアーノ・ロナウド選手は現在、サウジアラビアのプロサッカーチーム「アル・ナスル」に所属しているんですが、SNKを買収したサウジアラビアの王太子、ムハンマド・ビン・サルマン殿下と彼が友人関係にあるんだとか。この繋がりで参戦が実現したっていうのも納得ですよね。サルヴァトーレ・ガナッチ氏も、殿下のお気に入りのミュージシャンなんだそうです。


遡ること2020年、ムハンマド・ビン・サルマン王太子が率いるゲーム会社「Electronic Gaming Development Company(EGDC)」が、香港のZuikaku Co., Limitedが保有していたSNKの株式33.3%を取得し、SNKの筆頭株主になったんです。これには多くのファンが驚きを隠せませんでした。
日本には他にもたくさんのゲーム会社があるのに、なぜSNKだったのか? 確かにSNKはかつて破産を経験しており、買収コストが比較的低かったという側面もあります。しかし、王太子の資産を考えれば、他の会社を買収するのも決して難しいことではなかったはず。ぶっちゃけ、一番の理由は彼が筋金入りのSNKファンだったからなんです! 外国メディアの報道によると、殿下は幼い頃から『THE KING OF FIGHTERS』の熱狂的なプレイヤーで、ご自宅にはゲームセンターさながらの「秘密の部屋」があり、SNKのアーケード筐体がずらりと並んでいるんだとか。これはもう、ガチ勢中のガチ勢じゃないですか!

買収後には、『THE KING OF FIGHTERS XV』や、今年の『餓狼伝説 City of the Wolves』といった新作が次々とリリースされ、さらに「SNK World Championship 2025」という年間トーナメントまで開催されることになりました。予選と決勝の賞金総額はなんと250万ドル以上、そして優勝者には150万ドルが贈られるというから、これはもう激アツ! こういった取り組みを通じて、より多くの人にSNKのゲームをプレイしてもらい、IPを再び盛り上げようとしているんですね。

今後も、SNKのゲームにさらなる「リアルな有名人」が続々と登場する可能性もゼロじゃないかもしれません。サウジアラビアの潤沢な資金をバックに、SNKはまさに今、本気で動き出しているのが見て取れます。もちろん、最終的にはゲームそのものがプレイヤーに受け入れられるかどうかが重要ですが、次にSNKがどんなサプライズを仕掛けてくるのか、今から楽しみで仕方ありません!
via: 週プレNEWS