皆さん、「パパ活」という言葉はご存じですよね。若い女性が年上の男性から金銭やプレゼント、生活支援などを受け取る代わりに、食事や買い物、お出かけなどに付き合う関係を指す、近年日本で広まった言葉です。
そんな「パパ活」と、実の父親との外出を何度も誤解されてしまうという、とある女性のX(旧Twitter)投稿が話題になっています。この誤解は娘さんだけでなく、お父様も深く傷つけてしまったとのこと。この投稿は多くのネットユーザーの共感を呼び、「性別と親子関係の汚名化」について社会的な議論を巻き起こしています。

投稿主の朝(@assassin_chan_)さんによると、お父様とは普段から焼肉や飲みに行ったり、ゴルフの打ちっぱなしに行ったりと、とても仲良しだそう。しかし、親しくない人から「パパ活してるの?」「お父さん、お金持ちそうだし稼ぎいいでしょ~?」などと揶揄されることが度々あったといいます。朝さんは「うちの父は教職を真面目に勤め上げて退職した堅実な人間です。そんな風に言われるのは本当に傷つきます」と無念さを滲ませています。
彼女は、たとえ相手が「冗談」のつもりだったとしても、心の中では深く侮辱されたと感じていると告白。「どんな格好をしていようと、父親と出かけているだけでそんな目で見られるのはおかしい」と訴え、「もし本当に疑ったとしても、どうか見ないで、言わないでください。お願いします」と切実に懇願しています。

この投稿が注目されると、多くのネットユーザーからも「私も同じような経験があります」という声が続々。あるユーザーは、父親が道行く人の「あれ、パパ活じゃない?」というひそひそ話を聞いて傷ついた表情を浮かべたことを挙げ、「あの顔は一生忘れられない……私を小さい頃から一番可愛がってくれた家族なのに」と胸の内を明かしました。その方は、当日お父様からもらった古着のレザージャケットを着ていたそうで、「ちょっと中性的でカッコいい感じだったけど、それがどうしたっていうの?」と憤りを露わにしています。

他にも、「両親や異性の家族と一緒に出かけると、カップルや『援助交際相手』と間違われたことがある」という声が多数寄せられました。中には、小学5年生の時に父親と買い物に行ったら店員に「お二人の関係は?」と聞かれ、苦笑しながら「父と娘です」と答えたというエピソードも。

多くのネットユーザーは、「問題は『服装』や『年齢差』にあるのではなく、正常な親子関係を理解できず、常に悪意を持って他人を推測する人々が社会に存在することだ」と指摘しています。あるユーザーは「人の前でそんなことを言う奴は、パパ活してる奴よりもタチが悪い」と怒りをぶつけ、別のユーザーは「そういう人たちは、一緒に外出したいと思う親がいないから嫉妬してるだけ」と手厳しい意見を述べています。

中には、「うちの父は毎回『これこそが本当のパパ活☆』って自虐ネタにしてる」と、ユーモアで乗り切ろうとする家族もいるようですが、それでも社会の風潮の歪みや、他人の境界線への侵害は隠しきれません。

「パパ活」という言葉が流行して以来、そのネガティブなイメージが先行し、一般の父娘や年齢差のあるカップルが公共の場にいるだけで、誤解や憶測の目にさらされやすくなっているのが現状です。
この一件は、日本の社会が性別や男女間の交流を過度に性的なものとして捉え、基本的な家族関係すらも素直に受け入れられないほど、歪んでしまっているのではないか?と、多くの人に問いかけています。
via: togetter