実力派の声優さんたちのスキルの高さは、アニメやゲーム好きならご存知の通り。キャラクターはもちろん、動物や無機物、果ては環境音まで演じ分けてしまうその技術には、思わず「日本の声優はバケモノか!」と叫びたくなりますよね。
そんな声優界のレジェンド・山寺宏一さんが、サントリーのWeb動画『深夜ラーメンの誘惑』で、なんと26種類もの効果音を“声だけ”で演じるという神業に挑戦!ご本人も40年の声優人生で「一番難しかった」と語るその超絶技巧が、サントリー公式YouTubeチャンネルで公開され、大きな話題を呼んでいます。

▼ SNSでも大きな反響を呼んでいます。
現在63歳の山寺宏一さんといえば、これまで演じてきたキャラクターは数知れず。『らんま1/2』の響良牙、『新世紀エヴァンゲリオン』の加持リョウジ、『ソードアート・オンライン』の茅場晶彦、そして『ドラゴンボール超』のビルスなど、誰もが知る名キャラクターを多数演じてきました。青年から老人、三枚目から二枚目、ギャグから悪役まで、どんな役でもこなす変幻自在の声は、まさに七色の声と言えるでしょう。

今回のWeb動画は、毎日ラーメンを食べる動画を投稿している人気YouTuber「SUSURU」さんを主人公にしたアニメーション。深夜にラーメンを作り、サントリーの「からだを想うオールフリー」と一緒においしそうにすする……そんな至福の“飯テロ”タイムが描かれています。

山寺さんが今回担当したのは、キャラクターのセリフではなく、作中の“効果音”すべて! スマホのSNS通知音、冷蔵庫の開閉音、ガスコンロの着火音、ラーメンの袋を開ける音……これら全部、山寺さんの声なんです! アフレコ現場では「これ、できるかなぁ?(笑)」と笑っていたそうですが、実は収録前に自宅の冷蔵庫を何度も開け閉めして音を研究するなど、猛練習を重ねていたとのこと。制作スタッフも「完璧な再現度!」と大絶賛だったそうです。

この前代未聞のオファーについて、山寺さんは「もともと音のモノマネは好きだったので、面白い企画だなとワクワクしました。でも、資料を見て『これはヤバいぞ!』と(笑)」とコメント。制作サイドからは「できるだけリアルな音で」というオーダーがあったそうで、「毎日練習しましたね。冷蔵庫やビニール袋、そしてネギの気持ちになって(?!)演じました」と、役作りならぬ“音作り”の裏話を明かしてくれました。
一番のお気に入りはどの音かという質問には、「SNSの通知音ですかね。口笛で真似する方は多いと思うんですが、あえて声でやってみようと。一番練習しました(笑)。ぜひ注目してほしいです」と答えています。

果たして、動画の中のどの音が山寺さんの声なのか、あなたは聴き分けられますか? レジェンドの神業を、ぜひその耳で確かめてみてください!