90年代アニメ『スパイダーマン』の続編がコミックで復活!『スパイダーマン’94』全4話の限定シリーズで未完の物語を描く

マーベル・コミックスは、1994年の名作アニメ『スパイダーマン』の公式な続編として、全4話の新作限定コミックシリーズ『スパイダーマン’94』を発表した。本作は、当時クリフハンガーで終わったアニメの物語を引き継ぐもので、ファンに愛されたアニメユニバースの次なる章が正式に幕を開ける。第1話は2025年9月3日(米時間)に刊行予定だ。

『スパイダーマン’94』の脚本は、オリジナルアニメの脚本家の一人であり、長年スパイダーマンのコミックを手がけてきたJ・M・デマティスが担当。アートは『スパイダーバースvs.ヴェノムバース』を手がけたジム・タワーが務め、カバーアートはニック・ブラッドショー、ロン・リム、ジョン・タイラー・クリストファーといった著名アーティストが手がける。

マーベル・コミックスによると、このコミックシリーズは1998年に完結したアニメのストーリーを直接引き継ぎ、マルチバースを巡る探索の末に共にニューヨークへ帰還したピーター・パーカーとメリー・ジェーン・ワトソンの物語を描く。二人は、このアニメユニバースには登場したことのない、コミックのクラシックなヴィラン2人と対決することになるという。

公式なあらすじでは、『スパイダーマン’94』は「新たなヴィラン、新たな挑戦、そしてピーターがこれまで経験したことのない冒険」をもたらすとされており、ジョン・センパーが率いたオリジナルアニメの創作精神に忠実であることが約束されている。デマティスは「90年代のアニメ『スパイダーマン』は、ある世代全体にとってピーター・パーカーとスパイダーマンの世界観への入り口でした。私たちは今回、まるでアニメの『次のシーズン』を制作するように、ファンが当時の感動を再び味わえるようにしたいと思っています」と語った。

興味深いことに、このニュースはマーベルが近年、クラシックなアニメユニバースを再始動させるトレンドを汲んだものだ。2024年に配信されたアニメ続編『X-MEN ’97』の成功を受け、ファンからは90年代の『スパイダーマン』にも続編の機会を与えてほしいという声が絶えなかった。現時点で新たなアニメ化の計画はないものの、マーベルがコミック『スパイダーマン’94』を通じて、長年のファンの声に別の形で応えていることは明らかだ。


via: IGN