庵野秀明監督、『GQuuuuuuX』シャアの「LAST SHOT」分コンテは「俺の提案!」と明かす! チームの成果に絶賛

ガンダムアニメの最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』が、今週(6月25日)ついに最終話「だから俺は…」を放送し、約3ヶ月にわたる全12話の物語に幕を下ろしました。UCとは異なる時空軸で描かれた本作、皆さんはもうご覧になりましたか?

本作の脚本にも名を連ねるカラーの庵野秀明社長が、「カラー2号機」公式X(旧Twitter)アカウントで、制作の裏側や、ご自身が提案し採用された部分、そしてお気に入りのシーンについて語ってくれました。その発言は、多くのファンから注目を集めています。

「カラー2号機」公式Xアカウントの投稿によると、「GQuuuuuuX 第十二話、シャアの『LAST SHOT』のあの名場面。戦闘シーンだし、鶴巻監督に『初代『機動戦士ガンダム』のアムロとジオングのラストバトルを彷彿とさせるような分コンテやテンポにしたら、観客はもっと「意味」を感じてくれるんじゃないかな?』って提案したんですよ。そしたら、放送されたアクションシーンの演出が本当にすごくて! 鶴巻監督、やっぱり半端ないっす!」とのこと。

『機動戦士ガンダム』をご覧になった方なら、最終回でアムロが駆るガンダムとシャアが駆るジオングが激突する「LAST SHOT」のシーンが、どれほど印象的だったかご存知のはず。あの二人の戦いが、そこで一つの区切りを迎えるんですよね。

今回は状況こそ違えど、シャリアンが操るジークロッグによって頭部と右腕を破壊されたのが、シャアが搭乗する赤いガンダム。しかし、その構図はまさにあの名場面を彷彿とさせます。シャアがビームサーベルを手に「LAST SHOT」を繰り出す分コンテは、もちろん当時の名シーンをオマージュしたもの。

この演出が庵野監督の完全な指示ではなかったものの、当時のシーンを意識した分コンテの提案は、多くの視聴者に「え、これってもしやあのシーンのオマージュ!?」と驚きを与えました。

庵野監督の「観客がもっと『意味』を感じてくれたら最高じゃない?」という考えは、ファンからも大絶賛! 一つ一つのカットに明確な意味を持たせるというよりは、観客がそれぞれの感性でその雰囲気を味わい、楽しむことを促す、粋な計らいですよね。

まさかシャアが「LAST SHOT」をオマージュするとは、予想外の展開に古参ファンもニヤリとしたのではないでしょうか。

さらに、最終話のラストシーンについても、庵野監督は「個人的に一番グッときたのは、マチューが軍用設備で暗号通信をする場面ですね」と語っています。

あのシーンを見ると、「もしこの設備があったら、地球から辺境のサイド6にメッセージを送って、お母さんに『俺はまだ生きてるよ!』って伝えられたかもしれないな…」なんて想像しちゃいますよね。この設定には、庵野監督もかなりお気に入りだそうです。

▼ 地球の砂浜で、マチューとネアンが佇むこのシーンですね。

約3ヶ月、全12話にわたって放送された『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』は、これにて完結。『エヴァンゲリオン』シリーズのカラーと、『機動戦士ガンダム』シリーズのサンライズという、二大巨頭がタッグを組んだ本作。皆さんは今回のコラボアニメ、ご満足いただけましたでしょうか?