黒人版『スーパーマン』企画が中止に、ワーナーが「ポリコレ的すぎた」と認める!ノーランは『ロビン』スピンオフを阻止、ミスター・テリフィックのドラマ化も検討中か

(画像出典:Pinterest、ワーナー・ブラザース映画)

DC新ユニバースの新作『スーパーマン』映画が今週、世界中のスクリーンを席巻する中、『ウォール・ストリート・ジャーナル』(WSJ)もDCの実写映像作品の近年の発展史を振り返る新コラムを掲載した。その中で、DC作品がなぜ実現しなかったのか、いくつかの内幕が明かされている。

一部の映画ファンは覚えているかもしれないが、『ダークナイト』三部作完結後、ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じる「ロビン」のスピンオフ映画が制作されるという噂が流れ、ファンが自作したポスター(上図左)が広く拡散された。今回、『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、ワーナー・ブラザース映画が当初、『ダークナイト』ユニバースの『ロビン』スピンオフドラマシリーズを制作する予定だったが、クリストファー・ノーランがこの計画を却下したと補足している。

(画像出典:ワーナー・ブラザース映画)

また、ジェームズ・ガンがDCスタジオのトップに就任し、新版『スーパーマン』の監督になる前、ワーナー・ブラザースが一時的に2本の「黒人版」『スーパーマン』を同時に企画していたという話を聞いたことがある人もいるだろう。1本はJ.J.エイブラムスがプロデュースする映画版、もう1本はマイケル・B・ジョーダンがプロデュースするミニシリーズだ。しかし、『ウォール・ストリート・ジャーナル』によると、エイブラムス版はすでに中止された。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのCEOであるデヴィッド・ザスラフが3年前に就任するやいなや、この脚本が「ポリコレ的すぎると」感じ、世間の反発を招くとして、即座に中止を決定したからだという。

(画像出典:ワーナー・ブラザース映画)

ザスラフに関連するもう一つの企画中止は、『ブラックアダム』だ。主演とプロデューサーを務めたドウェイン・ジョンソンが、『ブラックアダム』を通じてDCユニバースの士気を高め、このキャラクターを中心にDCユニバースの物語をさらに広げようとしていたのは周知の事実だ。しかし、高額な製作費をかけた『ブラックアダム』の興行収入は振るわず、ジョンソンとDCの将来戦略について話し合っていたザスラフは、すぐに『ブラックアダム』に賭けることを諦めた。

中止された計画のほか、『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、ガンが現在、新版『スーパーマン』で重要な役割を果たす「ミスター・テリフィック」と「ジミー・オルセン」の単独ドラマシリーズ制作を検討していると報じている。

via: The Wall Street Journal