『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ』コンセプトアート初公開 ギャラクタスとシルバーサーファーが「アメコミの巨匠」ジャック・カービーのスタイルを忠実に再現

マーベル・スタジオの年度大作『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ』が、このほど初の公式コンセプトアートを公開し、ギャラクタス、シルバーサーファー、ザ・シングといったキャラクターたちの新たな姿が明らかになった。

本作は、パラレルユニバース「アース828」を舞台に、1960年代をインスピレーション源としたビジュアルスタイルを採用。レトロフューチャーと、コミック界の巨匠ジャック・カービーのクラシックな画風を融合させ、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の中でも特に美術的な特徴を持つ作品の一つとなっている。


マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者兼キャラクターデザイナーであるライアン・マイナーディングは、『Variety』のインタビューで、今回のキャラクターデザインが「原点回帰」を核としていることを明かした。 ファンタスティック・フォーチームのコスチュームは、現代的なスタイルを避け、初期のコミック版へのオマージュとして青と白の配色を採用。より誠実で親しみやすいSF的な雰囲気を演出しているという。

「ユニフォームは、現代のクールさを追求したものではなく、1960年代のSF映画の衣装のように見えることを目指しました」とマイナーディングは語る。このスタイルによって、キャラクターたちは時代を超えた質感と、コミックのオリジナル精神により近い姿で表現されている。


中でも最も挑戦的だったキャラクターはギャラクタスだ。2007年にフォックスが製作した「雲状のギャラクタス」は、その曖昧なデザインが広く批判されたが、今回マイナーディングとチームは、カービーが描いた巨大で神秘的な「惑星を喰らう者」を忠実に再現することを決めた。

「私たちは彼のスケール感を非常に重視し、彼が初めて姿を現す衝撃的な瞬間を表現するための一連のキーフレームをデザインしました」とマイナーディングは指摘する。「彼はその規模を完全に理解することがほとんど不可能な宇宙的存在であり、私たちはカービーらしいディテールを可能な限り残しました」と語っている。

via: Variety