『ウマ娘』で大人気!主人公「オグリキャップ」のモデル馬が起こした社会現象がヤバすぎる…経済効果はあの大谷翔平級だった!?

ゲームアプリのリリース以降、アニメやグッズ展開も絶好調で、社会現象を巻き起こしているCygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』。今年はSteamで英語版がリリースされ欧米でも人気が再燃するなど、その勢いはとどまるところを知りません。さらに、スピンオフコミック『ウマ娘 シンデレラグレイ』を原作とするアニメ第2期の放送も10月に控えています。

『シンデレラグレイ』といえば、やはり主人公の「オグリキャップ」ですよね!ウマ娘の世界はもちろん、モデルとなった競走馬も絶大な人気を誇り、日本では競馬ファンならずともその名を知るほどの存在です。最近もニュースサイト「Real Sound」で、1980年代末にオグリキャップが巻き起こした社会現象を振り返るコラムが掲載され、話題となりました。

競走馬「オグリキャップ」は、1987年に岐阜県の地方競馬場「笠松競馬場」でデビューした一頭の地方馬でした。血統的には決して恵まれず、「三流血統」と揶揄されることもありましたが、1988年に中央競馬へ移籍するとその才能が爆発。ニュージーランドトロフィー4歳ステークスから有馬記念まで、当時の最強ライバルたちを次々と撃破し、一躍スターダムにのし上がります。その生涯戦績は32戦22勝、2着6回。連対率(1着か2着に入る確率)は驚異の87.5%に達し、しかも打ち破ってきた相手のほとんどが歴史的名馬という、まさに伝説の存在です。

本来は1989年の有馬記念で引退するはずでしたが、関係者の説得により現役を続行。しかし、翌1990年は極度の不振に陥り、負けが込むレース内容に、誰もが「オグリキャップの時代は終わった」と考えていました。

ところが、同年末の引退レースとなった有馬記念で、誰もが予想しなかった奇跡が起こります。17万8000人もの大観衆が叫ぶ「オグリコール」の中、劇的な復活勝利を飾ったのです。このレースは「奇蹟のラストラン」として語り継がれ、今なお日本競馬史に残る屈指の名場面としてファンの心に刻まれています。

オグリキャップが現役だったのは1987年から1990年までのわずか4年間。しかし、その経済効果は凄まじく、中央競馬の馬券売上額は1988年に史上初の2兆円超えを達成すると、1990年にはなんと3兆円を突破。わずか2年で1兆円も上乗せした、まさに「歩く兆円」状態だったのです。一部の専門家は、この経済効果を現代の大谷翔平選手と比較し、当時のオグリキャップがもたらした経済効果は決して見劣りせず、大谷選手の10年分に匹敵する可能性すらあると指摘しています。

グッズ人気もすさまじく、オグリキャップのぬいぐるみ(もちろんウマ娘のデザインではなく、競走馬の姿のものです)は、2,000円のSサイズから4万円の特大サイズまで、すべてが品切れになるほどの大ヒット。1990年の1年間だけで160万個、累計ではなんと1100万個以上も販売されたというから驚きです。このぬいぐるみを抱いて競馬場で声援を送る若い女性ファンは「オグリギャル」と呼ばれ、それまでの競馬場のイメージを根底から覆す社会現象となりました。

『ウマ娘 シンデレラグレイ』では、まさにこのオグリキャップの伝説の物語が描かれています。地方から現れた芦毛の少女が、いかにしてファンの心を掴み、ターフを駆け抜け、そして引退レースで奇跡の勝利を飾ったのか――。この機会に興味を持った方は、10月から放送されるアニメ第2期に向けて、ぜひ第1期からチェックしてみてくださいね! 

via: real sound