LINEヤフーは11月6日、「Yahoo!オークション」および「Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)」において、発売されたばかりの新作ゲームソフトを定価以上の価格で出品することを禁止するという、新たなガイドラインを発表しました。この新規制は11月13日より正式に適用されます。
この措置により、ネットオークションやフリマアプリ上での高額転売を抑制し、ユーザーが安心して取引できる健全なプラットフォーム環境の提供を目指すとしています。

今回の新ルールのポイントは、ゲームカテゴリにおいて新作ゲームが発売されてから1ヶ月間、メーカー希望小売価格(定価)を超える価格での出品を一律で禁止するという点です。これは、悪質な転売による価格高騰を未然に防ぎ、本当にゲームを遊びたいファンが定価で購入できないという状況を改善するための、まさに英断と言えるでしょう。
公式の発表によると、対象となるのは11月13日以降に発売される新作ゲームソフトで、発売日から1ヶ月間は定価を超える価格での出品ができません。ただし、企業や個人事業主が出店する「ストアアカウント」からの出品は、この制限の対象外となります。また、出品時の「開始価格」や「即決価格」も定価の範囲内で設定する必要があると注意を促しており、違反が確認された場合は、商品の削除やアカウントの利用停止といった厳しい措置が取られる可能性もあるとのことです。

ここ数年、人気ゲームの発売直後には熾烈な争奪戦が繰り広げられ、その結果、転売価格が定価をはるかに上回るレベルまで高騰し、多くのゲームファンから悲鳴が上がっていました。
LINEヤフーはこれまでも、こうした状況に対して様々な対策を講じてきました。例えば、品薄による混乱が予想された「Nintendo Switch(有機ELモデル)」の発売時には、一時的に出品を制限する措置を取ったほか、最近では『Pokémon LEGENDS Z-A』と「Nintendo Switch後継機」をセットにしたような、未発売製品の抱き合わせ販売も禁止対象とするなど、毅然とした対応を見せています。

一部のゲームが転売ヤーの標的となり、異常な価格で取引される「転売バブル」が問題視される中、今回のLINEヤフーによる出品禁止措置は、高額転売に対して明確なレッドカードを突きつけた形となります。この新ルールがどれほどの効果を発揮するのか、そして他のプラットフォームも追随する動きを見せるのか、今後の動向から目が離せません。
via: 日本Yahoo!拍賣官網