VOCALOID楽曲の制作からキャリアをスタートし、今や絶大な人気を誇る米津玄師。近年は映画やアニメ作品でもその音楽を耳にする機会が増え、今年の日本ゴールドディスク大賞では一挙に6冠を達成しました。
デビューから10年以上にわたり、数々のヒット曲を生み出してきた米津玄師。そんななか、X・SNSでファンが紹介した「果物をひたすら歌う、まるで幼児向けのような曲」が思わぬ話題を呼んでいます。米津玄師本人も投稿をリポストし、楽曲「こころにくだもの」をぜひ聴いてほしいとおすすめしました。
きっかけとなったファンは、「果物の名前を延々と歌っている神曲。まるで幼児向けソングみたい」と投稿。さらに「疲れ切った大人は全員この曲を聴くべき!」と熱烈に推しています。

ただし、この曲は米津玄師の比較的初期の作品で、表題曲でもありません。現在広く知られている楽曲とはかなり雰囲気が異なるため、後年になってからファンになった人には、あまりなじみがない曲かもしれません。

すると、この投稿を米津玄師本人がリポスト。音楽へのリンクも添えて紹介したことで、2015年にリリースされた「こころにくだもの」が再び注目を集めました。
「こころにくだもの」は、米津玄師の4thシングル「アンビリーバーズ」に収録されたカップリング曲。同シングルは全3曲構成で、リンゴやレモンをはじめとするさまざまな果物の名前を繰り返し歌う、なんともクセになる魅力を放っています。
▼ 歌詞にも注目です(笑)
米津玄師本人がおすすめしたことで、この過去曲をあらためて発見した人も続出。さらに、米津玄師は以前のインタビューで「果物と人間は、ある部分ではよく似ている」と語っており、この曲にも彼ならではの独特な視点がにじんでいるようです。
▼ YouTubeのコメント欄にも、今回の投稿をきっかけに聴きに来た人が一気に押し寄せています。

米津玄師には数え切れないほどの名曲がありますが、初期シングルの収録曲までは詳しく知らないという人も少なくないはず。また、VOCALOIDクリエイターとしてハチ名義で発表した楽曲にも名作がそろっています。この機会に、それぞれの時期の作品を聴き比べてみれば、米津玄師の創作に対する新たな発見や印象が得られるかもしれません。