(画像:ソニー・ピクチャーズ)
イスラエル出身のガル・ガドットは近年、母国を支持する姿勢を貫いており、イスラエル・パレスチナ紛争を巡って大衆やハリウッドの同業者からの反発が強まっている。今年初めには、数十人の業界関係者から映画芸術科学アカデミーに対し、彼女のオスカー授賞式への出席を「再検討する」よう求める連名嘆願書が提出されたと報じられ、レッドカーペットでは抗議活動家による騒動に巻き込まれた。 撮影現場でも親パレスチナ派の侵入者に妨害される事態が発生し、 彼女自身も『白雪姫』の興行収入不振について、観客が自身の政治的姿勢に反感を抱いたためだと示唆していた。
しかし、現在に至るまで、ガドットに対する世間の反発は衰えていない。アメリカの著名な左翼系政治コメンテーターであるハサン・ピカー(Hasan Piker、下図) は先日、米メディア『ヴァラエティ』のインタビューに応じた際、ガドットを容赦なく批判した。

(画像:ヴァラエティ)
ピカーは、ガドットが年初のオスカー授賞式に出席すべきではなかったという意見に同意するとしながらも、その理由は政治的立場ではないと断言した。「彼女はオスカーから締め出されるべきだ。なぜなら、彼女の演技は犬のクソみたいにひどいからだ。オスカーの式典に出る資格なんてない。彼女はDCユニバースをダメにしただけでなく、彼女が出演した全ての映画をダメにした罪深い存在だ。冗談はさておき、ガル・ガドットはイスラエルの行動を矮小化する上で重要な役割を担っている。彼女は人々がイスラエルをファシスト的な国民国家ではなく、美女を量産する妖精の国だと錯覚させている。しかも、その美女たちはたまたまイスラエル国防軍に所属している。彼らの軍隊には奇妙な客観視現象が存在し、それがイスラエルの様々な行動を正常化し、イメージを浄化する上で極めて重要なんだ」
ピカーはさらにこう付け加えた。「もしガル・ガドットの演技がナタリー・ポートマンほど上手かったら(ポートマンもイスラエル出身だが)、ここまで多くの人が彼女を批判することはなかっただろう。ナタリー・ポートマンもイスラエルに関して中立的な発言をしたことがあるが、最終的に誰も彼女を責めなかった。なぜなら、彼女の演技は本当に素晴らしく、10代の頃からずば抜けていたからだ。ああ、『レオン』 はなんて素晴らしい映画だったか!」
via: Variety