クリエイター集団HEADGEARが原作を手がけるアニメ『機動警察パトレイバー』シリーズ。2024年に、新作アニメ『機動警察パトレイバー EZY』が2026年に起動することが発表されていましたが、さらなる新情報が明らかになりました。
愛知県名古屋市で開催中の「第1回あいち・なごや国際アニメーション映画祭(ANIAFF)」にて、『機動警察パトレイバー EZY』が全8話構成で制作されることが発表されました。往年の名作ロボットアニメが、完全新作として蘇ります。

『機動警察パトレイバー』は、これまでOVAやテレビアニメ、劇場版映画など数々の作品が展開され、初期のリアルロボットアニメを代表するシリーズの一つです。
往年のファンであれば、『機動警察パトレイバー EZY』というプロジェクト名には聞き覚えがあるかもしれません。実はこの企画、さかのぼること2017年にフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭で一度発表されていました。当時は大きな期待が寄せられたものの、その後長らく具体的なスケジュールが示されず、多くのファンがやきもきしていましたが、ついに2026年の起動が正式に決定した形です。

イベントには、メカニックデザインを担当した出渕裕氏、脚本の伊藤和典氏、株式会社ジェンコの代表取締役社長であり本映画祭の総合プロデューサーでもある真木太郎氏、そして株式会社バンダイナムコフィルムワークス代表取締役社長の浅沼誠氏が登壇。このステージで、真木氏から「今回は全部で8本です」というサプライズ発表がありました。
新作の方向性について、監督を務める出渕氏は「『機動警察パトレイバー』の本質は、一連の『番外編のような物語』だと思っています。各話が独立して完結し、王道のメインストーリーを追うのではなく、番外編の連なりで構成されている。今回の作品は、『そういうのが好きなんだよ』というファンの期待を裏切らないバージョンになります」と、ファンにはたまらないコメントを寄せました。

この待望の新作アニメーションの制作はJ.C.STAFFが担当。過去作とは制作会社が異なりますが、近作では『2.5次元の誘惑』や『ワンパンマン』などを手掛ける同社が、この伝説的なロボットアニメを令和の時代にどう描き出すのか、その手腕に注目が集まります。
スタッフ陣には、監督に出渕裕氏、シリーズ構成に伊藤和典氏と、オリジナルスタッフが名を連ねます。メカニカルデザインは海老川兼武氏と渭原敏明氏、キャラクターデザインは佐藤嵩光氏が担当します。
▼ 制作中のアニメーションカット。





こちらは以前公開された、特車二課が使用するイングラム(AV-98)の改修機「イングラムPLUS(AV-98plus)」の機体設定画です。

2026年の本格始動までまだ少し時間があり、現時点ではOVAなのかテレビアニメなのか、その公開形式も未定です。しかし、長年のファンにとって『機動警察パトレイバー』の新作が観られるというだけでも感無量のはず。J.C.STAFFの挑戦に期待しましょう。