物価高騰が続く近年、日本では「転売で儲ける」という手法が頻繁に話題になっています。転売行為自体、買い占めや価格吊り上げ、市場秩序の破壊といった問題を引き起こしがちですが、最近ではなんと工事用資材やDIY用品、さらには日用品までが転売のターゲットになっているというから驚きです。
そんな中、転売ノウハウを教えるママさんが「15分で1万5000円、月50万円(約10万台湾ドル)も楽々稼げる」と豪語し、物議を醸しています。いつものおもちゃやスニーカー、コレクション品ではなく、彼女が今回狙い撃ちにしたのは塗料やシンナー、ゴム手袋といった商品でした。
中東情勢の緊迫化で、石油化学原料のナフサ供給が不安定になり、塗料やシンナーの供給にも影響が出ている状況を逆手にとり、実店舗で大量に買い占め、ネットで高値転売するよう指南していたとのこと。中には「お一人様1点限り」と明記された棚の商品までも、儲けのチャンスと見なしていた模様です。



投稿動画が公開されるやいなや、ネットユーザーからは猛反発の声が上がりました。あるユーザーは、「本来の『転売』は、BOOK OFFみたいな古本屋で、大量の本の中から目利きでレアな絶版本を見つけ、その価値を理解する人や店に売る行為だった」と指摘。その上で、「それが今や、お米やポケモンカードといった、本当に必要としている人に流通すべき商品までが、意図的に買い占められ、品薄にしてから高値で売りさばかれる。これはもはや恥知らずな行為だ」と厳しく批判しています。

さらに厳しい指摘として、「塗料やシンナーは安易に売買できる商品ではない。転売行為はすでに法的な一線を超えている」という声も。日本の『毒物及び劇物取締法』(毒劇法)によれば、許可なく転売すれば違法行為にあたるとのこと。また、これらが『消防法』で定められた第4類危険物に該当するため、大量に保管すれば重大な公共安全や法規制の問題を引き起こす可能性も指摘されています。


この転売ヤーママはその後、関連動画を削除したとみられますが、騒動は収まっていません。工事やインフラ整備に不可欠な物資の緊急需要に乗じて利益を得る行為は、単に「手っ取り早く稼げるか」という問題に留まらず、正常な需給バランスを崩し、ひいては社会全体の利益を損なうことにもつながるのではないでしょうか!