「配慮の結果がこれ…?」小学生向けスクール水着カタログ、モデルの顔が“アニメ絵”に差し替えられ賛否両論 ネットではコラ画像祭りに発展

最近、X(旧Twitter)のあるグラフィックデザイナーの投稿が、ネット上で大きな話題を呼んでいます。それは、小学生向けのスクール水着の注文カタログに関するものでした。

この2026年モデルのスクール水着のチラシでは、モデルの体は実写の子供なのですが、なぜか頭部だけが二次元のアニメ風イラストに差し替えられているのです。この独特な表現方法に、ネット上では賛否両論が巻き起こり、果ては「いっそ動物の頭にすれば誰も興奮しないし、問題ないのでは?」といったジョークまで飛び出す事態になっています。

発端となったのは、あるデザイナーの投稿。「子どもが学校からスクール水着のチラシを持ってきたんだけど…」と前置きしつつ、「いろいろな『配慮』の結果こうなったんだろうけど、逆に違和感がすごいし、なんだか不気味に感じてしまう…」と疑問を呈しました。実写の体にアニメキャラの顔という組み合わせに加え、なぜか男の子の胸まで不自然に隠されており、ツッコミどころ満載のデザインとなっています。

この手法を支持する人々は、子供たちを保護するための配慮だと主張します。例えば、写真がネット上にデジタルタトゥーとして残るのを防いだり、児童ポルノなどのリスクを低減したりと、法規制やプライバシーに配慮した結果だというのです。

中には、「モデルになる子供の多くは親の見栄でやらされている。だからこそ、広告主が顔を出さないように配慮してくれたのはありがたい。その方が安全だ」といった意見も見られました。

また、このような変化の背景には、近年日本で発生した子供を狙った性犯罪事件がある、と指摘する声もあります。特に昨年7月、プールで女児の水着の中に手を入れた男が逮捕され、その男が所属していたネットコミュニティが小児性愛者の集まりで、極めて悪質な内容が議論されていた事件は記憶に新しいところです。

こうした事件を受け、子供を守ろうという社会的な意識がより一層高まったことが、今回のカタログのデザイン変更につながったのではないかと考えられます。

しかし、この表現方法には「不気味だ」「不自然すぎる」「やりすぎだ」といった否定的な意見も少なくありません。ここまで過剰な配慮は必要ないのでは、という声が上がっています。「そもそもマネキンに着せればいい話では?」「なぜわざわざ実写で撮影してから、AIで顔を差し替えるような面倒なことをするのか」といったもっともな指摘も。

さらに、「男の子の胸をわざわざ隠しているのが余計に不自然」というツッコミも。この表現は「男の子の裸も不適切だ」というメッセージにも受け取れ、過度に保守的で社会の一般的な感覚とはズレているのではないか、という意見です。

賛否両論が白熱する一方で、「まあ、いろいろ配慮した結果なんだろうけど」「要は誰も興奮させなきゃいいんでしょ?」と、この状況を逆手にとって楽しむネットユーザーも登場。現行のデザインを皮肉るかのような、秀逸な(?)コラ画像が次々と投稿されるお祭り状態に発展しました。

▼ これなら文句ないだろ、と言わんばかりの修正案。

▼ いっそのこと、全身二次元でいいのでは?

▼ なぜか恐竜の頭をかぶせる猛者も出現。

▼ 馬バージョンも…

▼ そしてついに、もふもふのケモナー向け(?)バージョンまで…。

もちろん、その目的が「子供の保護」であるならば、そもそも子供のモデルを起用せずマネキンなどを使えば済む話かもしれません。今回のような「二次元イラストへの顔面差し替え」という手法は、残念ながら最適解とは言えなかったようですね…。

via: X トレンド