『彼女、お借りします』という作品をご存知の方も多いと思いますが、現実にも恋人をレンタルできるサービスは存在します。そして近年、なんと「レンタルお母さん」なるサービスがネットで話題を呼んでいるんです。一体どんな内容なのか、気になりますよね。
「レンタルお母さん」が提供するのは、例えば母親を亡くした人が、結婚式や卒業式といった人生の節目に、母親代わりとして同席してもらうといったもの。また、実家の母親に会えない時に利用したり、母親の愛情を知らずに育った人が、誰かに優しく話を聞いてほしい、相談に乗ってほしい、といったニーズにも応えてくれるそうです。

このサービス、実は数年前から存在しており、現在では400人以上の女性が「お母さん」として登録しているとのこと。その多くは定年退職した方や、夫と死別した女性だそうで、彼女たちにとっても、大きな負担なく生活の足しにできるという側面があるようです。
しかし、このサービスには懸念点も。長期的に利用することで、レンタルのお母さんに対して本当の家族のような感情を抱いてしまい、過度に依存してしまう危険性も指摘されています。
「レンタルお母さん」はまだニッチなサービスではありますが、ネット上では「ちょっと普通じゃない感じがする」と戸惑う声がある一方で、「現代人の心の隙間を埋めてくれる良いサービスかも」「母親がいない人にとっては救いになる」といった肯定的な意見も見られます。
とはいえ、お金で温もりや安らぎを得るという関係性には、どこか現代社会が抱える問題が透けて見えるようで、少し心配になってしまいますね。

via: 女性スタッフの便利屋