『劇場版ちいかわ』を一人で見たおじさん、小学生くらいの女の子に「特典ちょうだい」と言われ放った“まさかの神回答”が話題に

映画の入場特典って、コレクター気質のファンにとっては単なるオマケじゃないですよね。人気キャラや数量限定品だと、早起きして初回上映を観に行くモチベにもなっちゃう。

そんな中、先日とある日本のXユーザーさんが『劇場版ちいかわ 人魚の島』の朝イチ上映を観終わった後、小学生くらいの女の子から「特典を譲ってほしい」と声をかけられたそう。ところが、そのおじさんの返答が斜め上を行くもので、なんと自分自身を「警戒すべき不審者」と形容しちゃったんです。

Xユーザーの餅太郎さん(@SQTZ8m3z0JiPOoB)が投稿された内容によると、朝一で『劇場版ちいかわ 人魚の島』を観て劇場を出ようとした際、小学生くらいの女の子に「もらった贈品(特典)を譲ってくれませんか?」と尋ねられたとのこと。餅太郎さんは譲るかどうかを直接答えるのではなく、「朝早くから一人で『ちいかわ』を観に来るおじさんは、だいたい異常者(変な人)だから、こういう人とは関わらない方がいいよ」と返したそうです。

餅太郎さんが投稿した8月8日は、ちょうど日本全国の劇場で第2弾入場特典の配布が始まった日でした。今回の特典は数量限定の「BONBON DROP 立体ステッカー」。ちいかわ、ハチワレ、うさぎ、モモンガといったおなじみのキャラクターに加え、一葉、二葉、人魚、島二郎、セイレーン、さらには瓶や人魚のうろこなど、映画に登場するモチーフが盛りだくさん。日本の劇場では、特典は原則として入場者1名につき1点限り、なくなり次第終了、そして非売品の転売は禁止とされています。

このBONBON DROP 立体ステッカーは、日本では8月8日から配布が始まった第2弾入場特典でした。

この自虐的な返答はX上で瞬く間に拡散。「まだ話せるタイプの変な人」「優しい異常者でよかった」といった声が上がる一方で、「自分で不審者って言ってるのに、実際は子どもに知らない人には近づかないよう注意を促す安全対策になってるのがすごいギャップ」「まるで現実世界に現れた、見た目は怪しいけどちゃんと警告してくれる『ちいかわ』のキャラクターみたい」といったコメントも寄せられ、大きな反響を呼びました。

ただ、「女の子や保護者が転売目的だったと決めつける必要はないのでは?」「子どもは純粋に『聞いたらもらえるかも』と思っただけかもしれないし、譲りたくないなら『自分用だから』とか『友達にあげるんだ』って言えばいいだけ」という意見も。また、安全面から「子どもが知らない大人に物をねだるのは、それ自体がリスク。親は子どもに適切な距離感を教えるべき」と注意を促す声もありました。

この餅太郎さん、女の子の特典への期待を利用して近づくどころか、自分を「近づいちゃいけない異常者」とカテゴライズすることで、ある意味で斬新な安全教育を実践しちゃいました。朝早くから一人で『ちいかわ』の限定特典をゲットしに劇場へ駆けつけるおじさんは、きっと熱意あふれるベテランファン。でも、この自虐的でいて善意に満ちた返答は、『ちいかわ』の世界観にある、可愛い見た目の裏に潜む微妙な現実感と通じるものがありますね。

via: X @SQTZ8m3z0JiPOoB