奥浩哉、『サンダー3』作者・池田祐輝は自身の別名義と公表 アニメ最終回直前に明かされた4年越しの真相

『GANTZ』などで知られる漫画家の奥浩哉さんが、2026年9月24日にXを更新。漫画『サンダー3』の作者として知られる「池田祐輝」が、実は自身の別名義だったことを明かしました。

約4年間にわたって伏せられてきた秘密が、テレビアニメ『サンダー3』の最終回を目前にして、ついに本人の口から明かされた格好です。

『サンダー3』は、2022年5月から『月刊少年マガジン』で連載されたSF漫画。2026年6月に完結を迎え、単行本は全10巻が刊行されています。

連載開始当時、公式サイトでは作者の池田祐輝さんを「超新人」と紹介し、『サンダー3』を「連載デビュー作」と説明していました。連載開始から4年以上が経過し、作品も完結したタイミングで、作者の正体が正式に明かされたことになります。

奥さんは自身のXで、「はい。皆さん知っての通り。池田祐輝は僕の別名義です」と投稿。「皆さん知っての通り」と前置きしたのには、もちろん理由があります。

『サンダー3』を巡っては以前から、その画風や作品全体の空気感などを理由に、「池田祐輝は奥浩哉の別名義なのでは?」「元アシスタントだったりする?」といった説がネット上でたびたび浮上していました。今回、奥さん本人がその答え合わせをするとともに、別名義を使った理由も説明しています。

奥さんによると、理由は「自分の名前では第1話のどんでん返しが弱くなってしまう」から。初見の読者に、できるだけ大きな衝撃を味わってほしかったといいます。

『サンダー3』の第1話には、作品の印象をガラリと変える大仕掛けが用意されています。最初から奥浩哉名義で発表していれば、作者名を見ただけで展開を察する読者が現れた可能性も。いわば作者名そのものがネタバレになってしまうため、あえて別名義を使ったというわけです。

連載当時から注目度は高く、単行本第1巻の紹介では、連載開始直後からSNSやマガポケ、コミックDAYSで話題を集め、第1話の掲載後すぐに「次にくるマンガ大賞2022」へノミネートされたことが紹介されていました。

とはいえ、「池田祐輝」の正体がすでに数々の作品を手掛けてきた奥浩哉さんだったとなれば、「超新人」や「連載デビュー作」という触れ込みも、今ではまったく違う味わいに。壮大な仕込みだったと考えると、実にニクい演出です。

テレビアニメ『サンダー3』も、いよいよクライマックスへ。最終回となる第12話は、9月30日に放送予定です。今回の告白を受け、アニメ公式Xも「最終回直前に……衝撃の告白!」と反応し、作品を「池田祐輝先生、つまり奥浩哉先生の『準』新作!?」とあらためて紹介しています。

4年以上にわたって仕込まれていた超大型の「伏線」は、アニメ最終回の放送直前に見事回収されました。もっとも、作品を追いかけていたファンにとっては、「やっぱりそうだったのか!」という答え合わせに近かったかもしれませんね(笑)。