初代『ゴッド・オブ・ウォー』(God of War)の生みの親で、共同脚本・ディレクターを務めたデイビッド・ジャッフェ(David Jaffe)が、『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』(God of War Laufey)のゲームディレクター、アリエル・ローレンス(Ariel Lawrence)を公然と批判し、ゲームコミュニティーで物議を醸している。

しかし、一部のユーザーが自身の発言をローレンスへの攻撃材料にし始めたことを受け、ジャッフェは改めて声明を発表。過去に仕事をした際の個人的な悪印象は、彼女へのネット上の嫌がらせを正当化するものではないと強調した。
ジャッフェは先日のライブ配信で、ローレンスが初代『ゴッド・オブ・ウォー』の時代からチームに参加していたものの、ふたりは一貫してそりが合わなかったと明かした。
「彼女は俺のことを少しウザいと思っていたし、俺は彼女をひどく独善的だと思っていた」。さらに、当時のローレンスからゲームへの情熱を感じられなかったと批判し、「他人を批判するのが大好きな嫌なヤツみたいだった」とまで表現した。また、コーリー・バルログ(Cory Barlog)が『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』の開発を推し進めた判断にも矛先を向け、なぜチームに「これはまだ準備ができていない」と率直に伝えなかったのかと疑問を呈した。
発言が瞬く間にネット上で拡散すると、ジャッフェはX(旧Twitter)で補足。ローレンスのことが嫌いだったのは事実で、相手もおそらく自分を嫌っていただろうとし、ふたりの関係を「水と油」だったと振り返った。その一方で、「正直に言えば、チーム内では彼女のほうが俺より好かれていたかもしれない」とも認めている。
続けてジャッフェは、「俺とアリエルの個人的な体験を口実やきっかけにして、彼女を個人攻撃する連中がいる。そんなことをするのは本当に卑劣で、最低だ」と強調。ローレンスは自分の人生と感情を持ち、彼女を気にかけ、愛している人々もいる現実の人間だとして、自身の批判を個人への嫌がらせにエスカレートさせないよう呼びかけた。

『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』は発表後、デボラ・アン・ウォール(Deborah Ann Woll)の容姿や、女性が中心となった開発チームに対する攻撃など、ネット上で相次ぐ騒動に見舞われている。
『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』は、2027年2月16日にPS5向けに発売予定。