
サンタモニカスタジオが手掛ける新作『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』(God of War Laufey)が、またしてもネット上で物議を醸している。
Geralt of Goonia(@GeraltofGoonia)と名乗るユーザーは、 X(旧Twitter)で、ラウフェイ役のデボラ・アン・ウォールがまとう鎧について「露出が少なすぎる」と不満を表明。さらに、スタジオは「プレイヤーにほんの少しでも女性的な魅力を与えるくらいなら、倒産する方を選ぶ」とまで批判した。すると、『デアデビル』(Daredevil)でキングピンを演じたヴィンセント・ドノフリオ本人が反応した。
ドノフリオはNetflixとマーベルのドラマ『デアデビル』(Daredevil)でキングピンことウィルソン・フィスク役を務め、ウォールはカレン・ペイジ役で出演。長年にわたり同作で共演してきた。ウォールの容姿やゲーム内の衣装デザインに批判が向けられるなか、ドノフリオはかつての共演者を擁護するため、真正面から声を上げた。

ドノフリオは「聞かれてはいないけど……あなたの意見にはまったく同意できない。デボラはとても美しく、素晴らしい才能の持ち主だ。ものすごく頭が良くて、筋金入りのオタクで、本当に優しい。彼女は完璧だよ! しかも僕の親しい友人でもある。僕自身『ゴッド・オブ・ウォー』のファンだから、息子と一緒にこの新作をプレイするのが待ちきれない」とコメントした。
この反応は瞬く間に注目を集め、多くのプレイヤーがウォールを支持。元の投稿者に対し、ミームで応戦するユーザーも相次いだ。
本作が論争の的となるのは、これが初めてではない。『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズの生みの親であるデイビッド・ジャッフェは、配信中に本作を「くだらない」とこき下ろし、クリエイティブディレクターのAriel Lawrenceについても「情熱が欠けている」と批判。その後、自身の発言について釈明し、嫌がらせを受けたLawrenceを擁護した。また、『The Last of Us』のディレクター、ブルース・ストレイリーも、近年のAAAゲームに「ワクワクできない」例として本作を挙げたが、後に公の場で謝罪。「求められてもいない、まったく不必要なネガティブな注目」を開発チームに浴びせるべきではなかったと認めている。
一方、ウォール本人は2026年7月にFlorida Superconへ登壇した際、ネット上の酷評には影響されていないと明かしている。「正直、こういうことにはもっと腹が立つと思っていた。でも第一に、私はSNSをまったくやっていないから、それが助けになっている。第二に……自分でも分からないけど、本当に全然気にならない。だって、これが素晴らしいものだと分かっているから」
「あなたの好みに合わないなら、それで構わない。でも、どんな世界線であっても、これをひどい作品と呼ぶことは絶対にできない」
『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』は、日本では2027年2月16日にPlayStation 5向けに発売予定。