でむにゃんさん原作、炭酸だいすきさん作画による投資・金融漫画『FX戦士くるみちゃん』がテレビアニメ化。10月1日から放送がスタートし、第1話がお披露目されました。
FX(外国為替証拠金取引)を題材にした作品だけあって、放送冒頭には「本作はフィクションです」という注意書きが登場。ハイレバレッジ取引のリスクについても念入りに警告する異例の演出がネット上で話題となり、「こんな注意書きが出るアニメ初めて見た」との声も上がっています。

『FX戦士くるみちゃん』は、もともと原作者が個人サイトで公開していた線画漫画。その後、炭酸だいすきさんの作画による漫画版が『月刊コミックフラッパー』2021年3月号から連載されています。
題材はもちろんFX。ゆるふわで癒やし系に見える女子大生たちが、実はちょっぴりどころではなく危険なFXの世界へ足を踏み入れていく、ブラックユーモアたっぷりの金融作品です。ファンからは「反面教師になる」とも評されており、利益が出ることもあれば損失が出ることもある投資の世界、特に含み損を抱えたときの描写は胃がキュッとなるほどリアルです。
第1話から、かわいらしい美少女作品かと思いきや、一瞬で地獄行き&公園生活待ったなしの空気へ急変。これぞ『FX戦士くるみちゃん』といわんばかりの落差を見せつけています。


ネット民が「こんな注意書きが出るアニメ初めて見た」と驚いたのは、本編の放送前に表示された注意書きです。
その内容は以下の通り。
この物語はフィクションです。
FX(外国為替証拠金取引)は高リスク商品であり、損失が証拠金を上回る場合があります。過度な取引は生活に支障をきたす恐れがありますので、しっかり考え慎重に行ってください。
作中では日本の法令と異なるハイレバレッジ取引や海外FX業者の描写がありますが、金融庁に登録していない業者との取引にはリスクがありますので行わないでください。
また、実際に取引をする場合は契約締結前交付書などをよく読み、内容を理解したうえで、FXを行うかご自身の責任と判断において行っていただきますようお願いいたします。
もっとも、ネット上では「この題材なら注意書きは必要」と納得する声も少なくありません。アニメを見てFXに手を出し、一獲千金の快感を味わおうとする人が現れる可能性は十分あります。しかし現実には、一瞬で含み損の沼へ沈むケースも。注意書きがなければ、公園生活どころか命に関わる事態になってもおかしくない、という声も見られました。

また、前クールに放送された『ヤニねこ』と今回の『FX戦士くるみちゃん』を並べ、「創作の自由を証明している」と冗談交じりに語る人も。どんな題材でも作品にしてしまう懐の深さと、世知辛い社会のリアルがこれでもかと詰まっています。

アニメ化を長らく待ち望んでいたファンも多い本作。FXがもたらす天国と地獄をどのように映像化していくのか、第1話を皮切りに、この警世アニメを追いかけてみてはいかがでしょうか(?)
▼テレビアニメ『FX戦士くるみちゃん』OP