ジェームズ・ガン版『スーパーマン』に影響を与えた『オールスター:スーパーマン』(All-Star Superman)の原作者グラント・モリソン(Grant Morrison)がこのほど、Substackのニュースレター「Xanaduum」でDCユニバース映画『超少女』をレビューした。映画全体について「悪くはないが、特別優れているわけでもない」と評価する一方、ジェイソン・モモア(Jason Momoa)が演じたロボには痛烈な言葉を浴びせている。

「『超少女』を観た。悪くはなかったが、特別優れていたわけでもない。映画で最も良く、最も心を動かされた場面は、ほとんどがミリー・アルコック(Milly Alcock)に関わるものだった。彼女の演技は評価に値すると思う」と語ったモリソン。さらに「実はジェイソン・モモアにはかなり期待していたが、ロボ役の彼には本当にがっかりした。正直、映画で観たなかでも最悪の演技のひとつだった。しかも困惑させられる。モモアは普段、あそこまでひどくないと知っているし、ロボはまさに彼のために作られたような役なのに。まったく理解できない」と切り捨てた。
第2幕のストーリー展開についても、「第2幕に入ると、物語は完全に破綻する。超少女はクリプトを黄色い太陽のある惑星へ連れていくだけでよかった。太陽の光を浴びれば、あの犬は再び無敵になり、どんな毒でも簡単にはね返せたはずだ。そうすれば、つまらない小物のルーマニア系ギャングの悪党『クレム』を必死に追い回し、解毒剤を手に入れる必要などなかった!」と矛盾を指摘している。

『超少女』の最終的な世界興行収入は約1億2600万ドルにとどまり、DCスタジオの当初の期待には届かなかった。共同CEOのピーター・サフラン(Peter Safran)は以前、本作はDCスタジオの長期戦略の一部にすぎず、今後の計画全体には自信を持っていると強調していた。モモア演じるロボの単独映画が実現するかは不明だが、本人は企画が動き出すならR指定作品にしたいとの希望を明かしている。
via: Xanaduum