1960~70年代に『おれは鉄兵』や『あしたのジョー』などの名作を世に送り出した漫画界の巨匠・ちばてつやさん(本名:千葉徹彌)が死去したことが、10月27日に発表されました。87歳でした。
自伝的作品『ひねもすのたり日記』を連載している漫画誌「ビッグコミック」の発行元である小学館が訃報を発表。妻・幸子さんの言葉なども掲載されています。

ちばてつやさんは、漫画界を長年にわたってけん引してきた大ベテランです。少女漫画家としてデビューした後、少年漫画で絶大な人気を獲得し、少年・青年漫画へと活躍の場を広げました。
代表作には『ちかいの魔球』『おれは鉄兵』『ハリスの旋風』『あしたのジョー』などがあります。文部科学大臣賞、紫綬褒章、文化功労者、旭日小綬章など数々の栄誉に輝き、2024年には漫画家として初めて文化勲章を受章しました。

以下は、小学館「ビッグコミック」公式サイトに掲載された発表全文です。
【訃報】漫画家・ちばてつや先生ご逝去のお知らせ
ちばてつやは、10月22日午後6時、東京都内の病院にて永眠いたしました。
87年の生涯を通じて創作の第一線を走り続け、70年にわたる漫画家人生では、本当に多くの読者の皆様に支えていただきました。漫画家として、これほど幸せな人生はなかったと思います。生前お世話になった関係者の皆様、そして作品を愛してくださった読者の皆様に、心より御礼申し上げます。
なお、葬儀は家族葬にて執り行いました。誠に勝手ながら、ご弔問、ご供花、ご供物、ご弔電につきましては辞退させていただきます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
喪主:妻 幸子
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ちばてつや先生は70年にわたり漫画創作の第一線で活躍を続け、数多くの名作を世に送り出されました。戦後漫画の発展を支えるとともに、人間に対する温かなまなざしや平和への願いを作品に込め、幅広い読者から愛されてきました。
先生が生前に残された多大なるご功績に、心より敬意と感謝を表し、謹んで哀悼の意を捧げます。現在、お別れの会の開催を検討しており、詳細が決まり次第、あらためてお知らせいたします。
また、ご遺族のお気持ちにご配慮いただき、ご遺族ならびにご親族への取材やご連絡はお控えくださいますよう、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
小学館漫画局