「threezeroX」は、Threezeroが手掛ける最新のハイエンドプロダクトシリーズです。「X」が意味するのは「クロスオーバー」。世界中の著名なアーティストとコラボレーションし、斬新なコレクタブルアイテムを展開しています。その記念すべき第一弾として迎えられたのが、日本の著名な彫刻家である大山竜氏。彼が独自の芸術的スタイルとコンセプトで再構築し、現代的な解釈を加えたのが「threezeroX 大山竜 暗黒バルタン星人」です!
バルタン星人


バルタン星出身の宇宙人で、節足動物のような姿をしています。ゴキブリのように驚異的な生命力を持つのが特徴です。初代バルタン星人のコンセプトは、実は『ウルトラQ』に登場したセミ人間の改造スーツが元になっています。身長50メートル、体重15,000トン。名前の由来はバルカン半島です。
バルタン星人が初めて登場したのは、『ウルトラマン』第2話「侵略者を撃て」。M204バルタン星出身の彼は、その独特なフォルムと高い人気から、以降も数多くのウルトラマンシリーズに登場し、変異種は16種類以上にも及びます! 火球や光弾の発射、壁抜け、巨大化・縮小化、分身術など、多彩な秘技を操り、ウルトラマン一族最大の敵として知られています。
本体は全高約36cm、全身約47箇所に可動関節を搭載。付属品として、交換可能な4種の爪パーツや専用台座などが同梱され、さらに目にはLED発光ギミックを内蔵しています。
通常のフィギュアとしては、可動性は平均的と言えるでしょう。両腕、腰、太ももは、その独特な造形ゆえに可動範囲は限定的です。また、関節の保持力があまり強くないため、巨大なハサミを取り付けた腕を水平に保持しようとすると、垂れ下がってしまう可能性があります。しかし、一般的なポージングであれば問題なく、関節を気にせず動かせます。
フィギュアの造形は非常に素晴らしく、全体のフォルムやプロポーションは完璧です。身体の各部はバイオメカニカルな表現と筋肉感が満載で、外装、筋肉、皮膚などのテクスチャ処理も非常に緻密。彩色や品質管理(QC)も申し分ありませんが、取り扱いには細心の注意が必要です。両足のデザインとプロポーションが小さめなので、ディスプレイやポージングの際は付属の台座を使用することで、不意の転倒を防げます。改善点としては、塗装が剥がれやすい箇所があること。特に股関節や太ももの接続部、あるいは柱状の接続部など、一部の関節部分が未塗装のため、大胆なポーズを取らせると「素体が見えてしまう」といった点が気になります。関節の保持力も改善を期待したいところです。巨大なハサミを取り付けても腕が垂れ下がらないようになれば、文句なしの出来栄えでしょう!
大山竜氏、さすがは著名なデザイナーです!彼の生み出すバイオメカニカルな造形はまさに「私の好み」そのもの。異形な作品が好きな方には見逃せない逸品です!








D.M.S. プレイバリュー採点 Play Scoring
造形(ルック) (40) 37
可動性(アーティキュレーション) (20) 15
付属品&プレイバリュー(ギミック) (20) 13
品質管理(QC) (10) 7
価格(プライス) (10) 5.5
総評 Total Score:77.5 点