2020年も終わりに近づき、まもなく迎える2021年。レゴからも1月に多くの新セットが発売されます。今回はその中から、旧正月をテーマにしたアジアンフェスティバルシリーズの2つのセット、「LEGO 80106 年の物語」と「LEGO 80107 春のランタンフェスティバル」を撮り下ろしレビューでご紹介します!
これまでも『旧正月の大晦日のごちそう』や『龍舞』、そして『ドラゴンボートレース』、『春節のお祝い』など、アジアのお祭りをテーマに魅力的なセットを展開してきたレゴ。そのラインナップがさらに拡充されます。今回は、伝説の怪物「年(ニアン)」の物語と、美しい「元宵節(ランタンフェスティバル)」をテーマにした、ファン待望の新作が登場です!2020年の子(ねずみ)年に続き、80106には丑(うし)年を象徴する牛のヘッドパーツをかぶったミニフィギュアも付属します。早速、その魅力を詳しく見ていきましょう!
まずは「LEGO 80106 年の物語」から。本セットは1067ピースのパーツで構成され、中国北部の伝統的な邸宅の門と、伝説の怪物「年(ニアン)」を組み立てることができます。牛のコスチュームを着たミニフィギュアや、花火、爆竹、たいまつといった小物も付属し、プレイバリュー満点のセットとなっています!


▼ 説明書の冒頭には、村人たちが爆竹やたいまつで年獣を追い払う様子を描いたイラストが掲載されています。

▼ シールは門神(もんしん)の1枚のみ!とても可愛らしいデザインです。

▼ それでは、組み立てスタートです!
▼ 完成した邸宅の門は、幅約36センチ。特に素晴らしいのが「雪」の表現です。様々なカーブスロープやタイル、1/4円タイルパーツを巧みに使い、降り積もった雪の不規則な形状を見事に再現。つららまで表現されており、冬の中国北部の厳しい寒さが伝わってきます!



▼ 赤い門の取っ手には、ゴールドのリングパーツを使用。春聯(しゅんれん)は美しいプリントパーツで再現されており、赤い格子窓も雰囲気抜群です。

▼ 雪合戦だ!


▼ そして、本セットのハイライトである年獣との対決シーン!パーツには炎のエフェクトパーツが複数付属しており、たいまつや爆竹と組み合わせて遊ぶことができます。

▼ 年獣を追い払うには、爆竹だけでなく花火も効果的!このセットでは、門の裏側にある穴とクリアのバーパーツを使って、打ち上げ花火が夜空に広がる様子を表現できます。カラフルなトランス系パーツがとても綺麗です。

▼ グレーのピンで固定するので、安定感も抜群です。

▼ 年獣の足裏には丸いタイルパーツが取り付けられているため、地面にピッタリと接地はしませんが、脚部はシンプルながら可動します。頭部のディテールとボリューム感は圧巻の一言!眼球は回転し、口も開閉可能。さらに、ゴールドのパーツをふんだんに使ったヒゲが、豪華さを際立たせています。



▼ 「LEGO 80106 年の物語」に付属するミニフィギュアをご紹介。祖父母、両親、子どもの三世代家族5人と、牛のコスチュームを着たキャラクターの全6体です。おじいさんのセーターベストのポケットにはお年玉(紅包)がのぞき、子どもたちの上着や綿入れのプリントも非常に精巧な仕上がりです。


続いては、公式画像が公開された時から筆者が絶対に入手したいと心に決めていた「LEGO 80107 春のランタンフェスティバル」です!こちらは1793ピースのパーツで構成された情景セット。中国南部の伝統的な庭園をモチーフにしており、太鼓橋、池、竹林、あずまや、そして美しい灯籠やなぞなぞなど、多彩な要素が盛り込まれています。完成後の美しさは格別です!
▼ パッケージ正面には、本セットに付属するライトブロックが赤い牛の灯籠に内蔵されていることが示されています。なお、レゴのライトブロックは、ボタンを押し続けている間だけ点灯する仕様です。


▼ 『年の物語』と同様に、説明書にはランタンフェスティバルを楽しみ、お団子(湯圓)を食べる人々のイラストが描かれています。

▼ それでは、組み立てスタートです!
▼ 完成すると、幅38センチ×奥行き25センチ×高さ19センチの庭園ジオラマが現れます。中国式の円形門が2つあり、石畳の道を進むと池や太鼓橋、そして美しい景色を眺めるためのあずまや「望月亭」にたどり着きます。庭園の外にはベンチや灯籠が吊るされた街灯も設置されています。



▼ 組み替えて、別のレイアウトにすることも可能です。

▼ それでは、庭園の各部ディテールをじっくり見ていきましょう。



▼ この池は、筆者が最も気に入っているポイントです。美しい錦鯉がクリアブルーのタイルパーツに直接プリントされており、息をのむほどの美しさです!



▼ こちらはゴマ餡のお団子(湯圓)のプリントパーツです!





▼ ここには、3つの面白いなぞなぞ(猜灯謎)が吊るされています。答えは裏側にありますよ。


▼ 本セットのミニフィギュアのラインナップを見てみましょう。カップルを含む大人5人と子ども2人の計7体です。男の子の服には、レゴのオリジナルシリーズ『モンキーキッド』のイラストがプリントされており、ファンには嬉しいイースターエッグとなっています。


最後に、いくつかのシチュエーションで撮影してみました!

▼ 望月亭から夕日を眺めるのも一興です!


▼ 赤い牛のお尻にあるボタンを押すと、ライトブロックが点灯します!



▼ 息子の帰りを待つ老夫婦。

▼ 寒さに耐えかねて、お嫁さんと交代。

▼ 雪だるまに帽子をかぶせることもできます。可愛いですね!


「LEGO 80106 年の物語(Story of Nian)」、「LEGO 80107 春のランタンフェスティバル(Spring Lantern Festival)」レビューまとめ:
今回ご紹介した2つのセットは、それぞれ中国の北部と南部の旧正月の情景を切り取ったものとなっています。雪景色の中で家族が集う風景と、色とりどりの灯籠で賑わう華やかなお祭り。どちらも完成後の見応えは十分ですが、特に『春のランタンフェスティバル』は単体での完成度が非常に高いです。組み立ての楽しさも甲乙つけがたく、『年の物語』ではユニークな雪の表現や年獣の組み立てが、『春のランタンフェスティバル』では池や竹林、あずまやといった繊細な庭園の造形が、レゴファンの皆さんに新鮮なビルド体験を提供してくれることでしょう。
LEGO 80106 年の物語
ピース数:1,067
発売日:2021年1月2日予定
LEGO 80107 春のランタンフェスティバル
ピース数:1,793
発売日:2021年1月2日予定
販売場所:全国のレゴストア、その他レゴ製品取り扱い店舗にて販売