ディズニーが「不当解雇、人種差別」で訴えられる!原告は昨年ヴィン・ディーゼルを性加害で告発

(画像:ディズニー・ピクチャーズ)

米国時間で今週水曜日、かつてアメリカのABCで開発担当ディレクターを務めていたアスタ・ジョナソン(Asta Jonasson、下図)が、ロサンゼルス高等裁判所に訴訟を起こした。彼女はABC、その親会社であるディズニー、そしてディズニーと提携している『それでも夜は明ける』の脚本家ジョン・リドリーに対し、賃金格差、性別・人種差別、そして2022年の不当解雇を訴えている。   

(画像:IMDb)

ジョナソンは訴状の中で、2014年にリドリーの会社「インターナショナル・フェイマス・プレイヤーズ・ラジオ・ピクチャー・コーポレーション」に開発担当ディレクターとして採用されたと述べている。在職中、彼女はリドリーに待遇への不満を表明した。例えば、彼女の役職は元々別の白人男性にオファーされていたが、彼女が採用された際、その白人男性に提示されていた額よりも低い給与だったという。さらに、ジョナソンはリドリーが男性と同等の昇進機会を与えなかったとも主張している。

(画像:Vulture)

ジョナソンは他にも多くの事例を挙げている。例えば、リドリー(上図)のプロデューサー仲間が彼女に性差別的な暴言を吐いたこと。黒人であるリドリーが、自身が企画したApple TV+のドラマ『ファイブ・デイズ・アット・メモリアル』の各部門責任者に白人しか雇わなかったこと。ジョナソンが会社を辞めることを恐れたリドリーが、彼女がフリーランスの脚本家として兼業することを許さなかったことなどだ。ジョナソンは、これらの件をABCに訴えたが、彼らは一切介入しなかったと述べている。 

ジョナソンが元上司を提訴するのは今回が初めてではない。昨年、ジョナソンはヴィン・ディーゼルが14年前に彼女を性加害したとして告発している。当時、学校を卒業したばかりのジョナソンは、ディーゼル個人の制作会社「ワン・レース」でディーゼルのアシスタントを務めていた。ジョナソンはこれら2件の訴訟で同じ弁護士を雇っており、彼女の弁護士は訴訟書類の中で、この10年以上にわたり、ジョナソンがハリウッドの男性権力者たち、そして彼らを擁護する大手メディアに利用され続けてきたことを強く非難している。