以前にもお伝えしましたが、最近日本のSNSで物議を醸している東洋水産のカップ麺「マルちゃん」のアニメCMが、一部のネットユーザーから「部屋で『マルちゃん 赤いきつねうどん』を食べる女性の描写が性的すぎる」と批判され、中には「気持ち悪い」とまで言い放つ声が上がり、賛否両論の議論が巻き起こっています。
ところが、ネット民の議論が収まらないどころか、なんとアニメCMを批判していた層が、今度は制作に携わったアニメーターや、さらには声を担当した声優にまで攻撃の矛先を向け始めたんです。このまさかの展開に、さらに多くのネットユーザーが怒りを露わにしています。

▼ カップ麺「マルちゃん」アニメCM
今回のアニメCMを手がけたアニメーターの山下RIRIさんは、監督、演出、キャラクターデザイン、作画監督まで一手に引き受けたとのこと。 このCMがネット上で議論を呼んでから、彼女に注目が集まるようになりました。

しかし、これが皮肉にも、元々CMを批判していた層の標的となってしまったのです。彼らは山下RIRIさんが「女性アニメーターでありながら、男性が女性に抱く妄想的な価値観を作品に盛り込んでいる」と主張。 「男性主導のアニメ業界に洗脳されているのではないか」「男性に媚びているだけだ」と決めつけ、中には直接的な誹謗中傷に及ぶ者まで現れました。





これに対し、山下RIRIさんを支持する多くのユーザーが彼女の投稿にコメントを寄せ、「ネットの誹謗中傷に負けないでほしい」とエールを送っています。

さらに、声を担当した声優の市ノ瀬加那さんにまで攻撃が及び、「声優の声が一番不快だ」といった声が上がりました。
「声優本人たちは美人でもないのに、現実の女性の美意識とはかけ離れた、過度にぶりっ子な声で萌えを売っているのがどうにも気持ち悪い」
「萌え系の絵柄ならまだしも、比較的リアルな日常系の絵と組み合わされると、さらに鳥肌が立つ」
(この投稿は炎上後、アカウントが削除されています。こちらはユーザーがバックアップしたものです。)

この事態に、多くのネットユーザーが激怒。「声優の多くは可愛くない」「声が不快」といった悪意ある中傷がなぜ飛び出すのか、理解に苦しむといった声が上がっています。

単に外見を批判するような発言は、市ノ瀬加那さんのファンからも不満の声が続出。一体どんな基準で批判しているのか、疑問の声が上がっています。

CMの受け止め方は人それぞれですが、そこから人身攻撃や誹謗中傷に発展するのは、さすがにやりすぎと言わざるを得ません。
このCMは公開から2週間以上が経過していますが、ネット上の議論によって未だに高い注目を集めています。まさかこんなにも大きな騒動になるとは、東洋水産も予想だにしなかったのではないでしょうか……。