バンダイが予告『ガンプラ』の未来を担う複数の新技術 表面レーザー加工、お湯に入れられる?、キュートな外観...などを続々発表!

日本のBANDAI SPIRITS ホビーディビジョンが先週末に開催した『ガンダム』シリーズの大型リアルイベント『GUNDAM NEXT FUTURE -FINAL-』にて、人気プラモデル商品「ガンプラ」に将来的に活用される複数の新技術を予告し、会場では一部の試作品も展示されました。

ガンプラを追い続けている、あるいは楽しんでいるファンの皆様ならご存知かと思いますが、バンダイがこの30年間でガンプラを製造する技術は絶えず進化を遂げてきました。『MG』シリーズでパーツによる色分けの基礎を築き、『PG』シリーズでは数々の実験的機構を盛り込み、『RG』では1/144スケールで精密な造形と可動骨格を実現。そして近年ではMGの技術を異なる方向へ発展させた『MGEX』や『MGSD』、ガンプラ技術の集大成である『PG UNLEASHED』、さらにはケミカルリサイクル材を実用化したガンプラまで、その進化は留まるところを知りません。

▼ PG UNLEASHED RX-78-2 ガンダム

▼ MGEX ストライクフリーダムガンダム

▼ リサイクル材を使用したガンプラ

これら設計、製造工程、環境配慮といった側面を深化させる技術に加え、バンダイは近年、より親しみやすく、幅広い層にアピールする戦略も非常に重視しています。例えば『ENTRY GRADE』シリーズはプラモデル製作のハードルを大幅に下げ、低価格かつ工具を一切使わずに格好良いガンダムモデルを完成させることができます。同時に、バンダイはブランドの広報アイドルグループ「LINKL PLANET」のプロデュースや、プラモデルをテーマにしたテレビドラマ『量産型リコ』の制作協力などを通じて、『ガンダム』IPや自社商品、そしてプラモデルを組み立てる楽しさをさらに広めています。

▼ 『量産型リコ』(主演:与田祐希)

▼ 「LINKL PLANET」(左から:天川れみ、東恩納るか、宮﨑菜々)

今回バンダイが公開した複数の新技術も、基本的には後者の幅広い層に向けた戦略に属するものです。展示された試作品には、自動車業界の技術を応用し、地表のような岩石の質感を表現する「レーザー加工」、樹脂に鉱物などの破片を混ぜ込んだ「石目調配合」、粘性の異なる着色樹脂を混合して成形する「大理石調配合」といった技術が含まれていました。

さらに将来的には、「プラモデルをお湯に入れる」、「ガンプラにキュートな外観を持たせる」、「『折る』ことで完成させる新体験」といった新技術も続々と発表される予定で、より個性的で多様な遊び方ができるガンプラ商品が誕生することが期待されます。

via: GUNDAM.INFO