AI悪用で楽天モバイルの回線を不正取得! 中高生3人が750万円荒稼ぎで逮捕、ネット騒然

AIの進化が世界中で注目を集める昨今、画像や動画生成、対話型AI、さらには業務効率化など、さまざまな分野で新技術の活用が進む一方で、それに伴う議論も活発化しています。

そんな中、東京警視庁は先日、14歳から16歳の中高生3人を逮捕しました。彼らは自作プログラムを使い、日本の通信事業者である楽天モバイルのシステムに不正アクセス。大量の回線を契約し、転売して利益を得ていたとのこと。不正アクセス禁止法と電子計算機使用詐欺罪の疑いが持たれています。このニュースは瞬く間に日本中のネットユーザーの注目を集め、X(旧Twitter)では関連ワードがトレンド入りする事態となりました。

▼ 「中高生3人逮捕」がXのトレンドに浮上。

警視庁の調べによると、少年たちはもともとオンラインゲームを通じて知り合い、匿名性の高い通信アプリ「Telegram(テレグラム)」で連絡を取り合っていたそうです。彼らは対話型AI「ChatGPT」を駆使してプログラムの高速化を図り、SNSで入手した20億件超の流出アカウント情報(IDとパスワードの組み合わせ)を使って楽天モバイルへの不正ログインを試みていました。そして、ログインに成功すると回線を転売して荒稼ぎしていたとのこと。未成年者がAIを悪用し、これほど大規模なサイバー攻撃を行うのは日本では極めて異例のケースです。

その犯行手口は非常に手慣れたもので、高校生がプログラム開発を担当し、中学生も一部関与していたとされています。プログラムはIDとパスワードを自動で入力し、ログインに成功すると即座に回線契約を完了させる仕組み。楽天モバイルが1つのIDで15回線まで契約できるという仕組みを悪用し、短期間で大量の回線を確保していました。不正に取得した回線はテレグラムを通じて複数の買い手に転売され、警察は彼らが約750万円相当の暗号資産(仮想通貨)を報酬として得ていたとみています。

この報道に対し、ネットユーザーからは「なぜ中高生にこれほどの技術力があるのか」「企業のシステムを突破し、脆弱性を悪用して莫大な利益を得るとは」といった驚きの声が上がっています。また、「せっかくの才能をこんな形で使うなんて」「背後に組織的な関与があるのでは」といった疑問や嘆きの声も多く見られました。

AIを使ってプログラムを最適化するほどの能力を持ちながら、その才能を犯罪に利用してしまった少年たち。テクノロジーの進化が、まさか犯罪の温床となり得るとは……と、多くの人が恐怖を感じています。


via: livedoor news 日テレNEWS