「アニソン、最近ガチ勢増えた?」過去の「とりあえずJ-POP」論争がXで再燃! 賛否両論飛び交う

日本の音楽シーンを追っている方ならご存知の通り、近年、メインストリームで活躍するアーティストがアニメソングを手がける機会がぐっと増えましたよね。中には作品のために書き下ろされた主題歌も多く、昔と比べるとこの傾向はますます顕著になってきている気がしませんか? 今やJ-POPのヒットチャートにアニソンがランクインするのも珍しくなく、この雰囲気はかつてはあまり見られなかった光景です。

そんな昨今の風潮について、先日X(旧Twitter)で「昔は『とりあえず流行りのJ-POPをアニソンに』って感じだったけど、最近は本気度が増してる!」という意見が飛び出し、多くのネットユーザーの間で議論を呼んでいます。果たして昔のアニソンと今のアニソン、何が違うのでしょうか?

話題のきっかけとなったのは、あるXユーザーの投稿。「一時期、アニメのOPが『とりあえず流行りのJ-POPを貼っつけただけ』って感じで本当に嫌いだった」と語る投稿主は、「最近のアニソンは歌詞も作品に寄り添っているし、ちゃんと売れて視聴者にも受け入れられている。『ついにこの時代が来たか!』って感じ」と、現在の状況を歓迎しています。

「若者の流行についていけない」というよりは、「ずっと待っていた時代がついに来た!」という感覚。だって、アニメを観るのに年齢なんて関係ない、観たい時に観ればいいじゃん!

この投稿には多くの意見が寄せられました。「小さい頃からアニメを観て育ち、アニメに抵抗がない世代が、今や音楽業界の主戦力になっているから、作品に寄り添った曲が生まれるのは自然な流れだ」という声も。

例えば、米津玄師さんが『チェンソーマン』に提供した「KICK BACK」や、サカナクションが『チ。―地球の運動について―』に書き下ろした「怪獣」、Official髭男dismが『SPY×FAMILY』に提供した「ミックスナッツ」などがその代表例。クリエイターたちがアニメからインスピレーションを受け、その感動を新たな作品として昇華させることで、作品の世界観をより深く、豊かにしてくれると評価されています。

もちろん、「昔のアニソンも悪くなかった!」という意見も多数。「『デジモンアドベンチャー』の『Butter-Fly』なんて、歌詞自体はデジモンと直接関係ないけど、アニメ主題歌として作品の雰囲気に完璧にマッチしてた」という声や、「『超時空要塞マクロス』の楽曲は、メロディを聴くだけでアニメのあの名シーンが脳裏に蘇る!」といった熱いコメントも。

中には「最初はただの流行歌が『とりあえずアニメの主題歌になっただけ?』って思ってたのに、物語が進むにつれて歌詞が作品の内容と完全にリンクしてることに気づいて『騙された!』ってなった」という体験談も。特に『魔法少女まどか☆マギカ』の「コネクト」は、「後から聴き返すと、まさか作品のテーマを完全に予言してたなんて!」と、その奥深さに驚く声が上がっています。

また、「『トップをねらえ!』の主題歌は、『酒井法子さんのアルバムから適当に1曲選んで使って』って選曲方法だったのに、意外とマッチしてて良かったよね」という指摘も。これはある意味、双方に注目が集まるWin-Winなコラボレーションの成功例と言えるかもしれません。

今ではアニソンがオリコンチャートにランクインしても、メディアやアーティストが嫌悪感を示すような空気も昔より減ったのは嬉しいこと。ただ、J-POPが作品のために作られたわけではないからこそ、時に奇妙な化学反応を生み出すこともあります。JUDY AND MARY、WANDS、ZARDといったバンドの楽曲は、あの時代だからこそ感じられた独特の魅力がありました。

だから、昔の「とりあえず流行歌」が悪かったわけではなく、それもまた相乗効果を生んでいたんですよね。

どちらの意見も納得できる部分があり、これもまたアニソンの変遷と言えるでしょう。皆さんは、作品のために作られた専用主題歌派ですか? それとも、独特の化学反応を生み出すJ-POP派ですか? もしかしたら、もう両者の間に明確な境目なんてないのかもしれませんね。

via: togetter