HBO『THE LAST OF US』シーズン2、アビー役ケイトリン・デヴァーが語る「ただの悪役ではない、血の通った人間」

HBOの人気ドラマ『THE LAST OF US』シーズン2の配信がスタートし、ケイトリン・デヴァーが演じる新キャラクター「アビー」に注目が集まっています。ゲーム版では物議を醸し、「悪役」とまで見なされた彼女のイメージとは異なり、ドラマ版のアビーはより人間味にあふれ、視聴者の感情に寄り添う存在として描かれています。デヴァーは『Elle』誌のインタビューで、アビーを血の通った人間にしたいという思いが、当初からの目標だったと明かしました。

「彼女の目を通して、その内なる傷つきを視聴者に見てもらいたかった」とデヴァーは語ります。「可能な限り、彼女に人間らしさを与えたかったんです。外見は強そうで、『悪役』というレッテルを貼られがちですが、実際は傷つきやすく、脆く、そしてリアルな人間なんです」。

デヴァーはまた、アビーの行動を突き動かす核となるのは、彼女の痛みと喪失感だと付け加えました。さらに「悲しみが人にどう現れるかという点に、私は非常にこだわりました。もしアビーの経験が、喪失感を抱える誰かに『理解されている』と感じさせることができれば、このキャラクターには意味があると思います」と語っています。

関連記事:HBO『THE LAST OF US』シーズン2、アビーに筋肉がないのはなぜ?

デヴァーは、もともとエリー役を演じる機会があったことも明かしています。彼女はゲーム開発段階で、ゲームの共同クリエイターであるニール・ドラックマンと接触し、開発会社ノーティードッグのスタジオを直接訪れたこともあったそうです。

「当時、彼らは2作目を制作していて、私はこの世界にどうしても参加したかったんです」と彼女は言います。「あの時はエリーを演じることはできませんでしたが、『THE LAST OF US』のことはずっと忘れていませんでした。アビーとしてこのユニバースに戻ってこられたことは、私にとって夢のようです」。


via: Elle