昨年11月に第1回が開催され、業界内で大きな話題を呼んだ「アニメーター技能検定(アニ検)」。一般社団法人「日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)」が主催するこの検定は、アニメーターの基礎的なスキルを客観的に評価するもので、これまでありそうでなかった画期的な試みです。アニメ業界への就職を目指す人たちにとって、自分の実力を証明する絶好のチャンスとなりそうですね。
そんな「アニ検」の第2回が、早くも2025年6月21日に開催されることが決定し、現在申し込み受付中です。先日、なんと「クールジャパン戦略」を担当する城内実大臣が、この検定の一部を体験!アニメ制作の奥深さに触れるべく、自らペンを握りました。

城内大臣が挑戦したのは「原画トレス」の課題。大臣は、昨年新内閣が発足する以前から、NAFCAのアンケート調査や検定報告書を通じて、日本のアニメ業界が抱える現状や課題について深く理解していたとのことです。
今回の体験は、まさにアニメ制作の現場を肌で感じるためのもの。しかし、いざペンを手にしてみると、素人にはあまりにもハードルが高かったようで、「一見、ただ線をなぞっているだけに見えるけど、これがめちゃくちゃ難しい!」と本音をポロリ。検定の中では基礎的な項目でありながら、熟練の技が必要であることを痛感した様子でした。

現在の検定では、デッサン割り検定やトレス・タップ割り検定といった複数のカテゴリが設けられており、図の左に進むほど難易度が上がっていく仕組みです。これにより、アニメーターのスキルレベルを細かく判定することを目指しています。このほかにも、異なる技術を測るための素材組み検定なども用意されています。

「基礎的な検定でしょ?」なんて侮ってはいけません。なんと第1回では、『ポケットモンスター』シリーズや『絶対無敵ライジンオー』、『勇者伝説ダ・ガーン』など、数々の名作を手がけてきた超ベテランアニメーターの岩根雅明氏が、線画とコンテの5級検定でまさかの不合格に…!本人曰く、準備不足が原因だったとのことですが、プロ中のプロですら一筋縄ではいかない、その難易度の高さが伺えます。
昨年開催された第1回は大きな反響を呼び、アニメ業界にとっても待望の指標となりつつあります。この検定で資格を取得できれば、今後のキャリアにおいて大きなアドバンテージになることは間違いありません。未来のアニメーターを目指す方は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?(詳細は公式サイトをチェック!)
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