
こちらはバンダイが2018年に発売したキットで、今となっては少し前のキットになります。購入してからずっと積んだままで作る時間がなかったのですが、最近倉庫を整理していたらこれを見つけ、製作することにしました。
このガンダムアヴァランチエクシアは、『機動戦士ガンダム00V戦記』に登場する機体で、ソレスタルビーイングによって開発されました。簡単に言うと、元のガンダムエクシアに高機動装備を追加したのが、このガンダムアヴァランチエクシアです。いわゆる高速移動用の装備を追加しただけなので、本体の武装は元のエクシアと全く同じです。
このガンダムアヴァランチエクシアのデザインは海老川兼武氏によるものです。海老川氏についてはもはや説明不要でしょう。日本の有名なメカニックデザイナーとして知られ、ガンダム作品では『00』の他に『機動戦士ガンダムAGE』にも参加しています。ガンダムにおける代表作といえばやはり『機動戦士ガンダム00』であり、バンダイから発売されている多くのプラモデルや合金トイにも「海老川氏デザイン」を冠した機体が多く存在します。
今回の製作では、全塗装をメタリック塗装で仕上げました。
ブルー:サーフェイサー→ガイア121→ガイアEX-02→ガイア純色シアン→ガイアつや消しクリアー。
レッド:サーフェイサー→ガイア121→ガイアEX-02→ガイア純色マゼンタ→ガイアクリアーレッド→ガイア光沢クリアー。
ホワイト:ゲート処理のみの素組みパーツに、ホワイトパールパウダーを混ぜた光沢クリアーを直接吹き付け、パール感のある光沢を表現。
イエロー:サーフェイサーを吹いて乾燥後、ガイア132パールゴールドを塗装。
フレーム:サーフェイサーを吹いて乾燥後、ガイア125スターブライトアイアンを塗装。
武器:ガイア1002ダークステンレスシルバーとガイアEX-07シルバーをそれぞれ使用して塗装。
可動性については、アヴァランチユニットを装備しなければMGエクシアと同じです。エクシアの金型をそのまま流用し、アヴァランチユニットを追加しただけですから。しかし、アヴァランチユニットを装着すると可動性はかなり低下します。キットにスタンドが付属しているのには理由があるのです。スキーユニットを降ろさない状態でスタンドなしで安定して立たせることは不可能ではありませんが、スキーユニットを支えとして使う必要があります。なので、やはりスタンドを使った方が快適です。
このキットを製作していると、本当に感慨深いものがありました。まさに「時代の涙」です。ポリキャップの時代、半可動式ハンドパーツの時代が脳裏に蘇ります。ガラスケースの中のMGを眺めると、どれだけの機体がこのようなキットで完成したことか。固定式ハンドパーツ、半可動式ハンドパーツを経て、現在の交換式ハンドパーツに至るまでの思い出がこみ上げてきます。今でこそバンダイも交換式ハンドパーツが主流になりましたが、初期の交換式ハンドパーツで私が認めるのはコトブキヤの機体だけでした。今でも、コトブキヤの交換式ハンドパーツのディテールの細かさは私の中で一番です!
このMGガンダムアヴァランチエクシアを完成させたことで、自分の中の小さな心残りを一つ達成できた気がします。METAL BUILDが買えないなら、自分で作ればいい。どうせ飾って眺めるだけなので、問題ないでしょう(笑)。以下に簡単な紹介をお届けします。このMGガンダムアヴァランチエクシアを気に入っていただければ幸いです。
▼【MGシリーズ】METAL BUILDが買えないなら自分で作るしかない MG 1/100 ガンダムアヴァランチエクシア
▼アヴァランチユニットのブルーは、つや消しのメタリックブルーで塗装。水転写式デカールは選択的に貼り付け、全ては使用していません。
▼肩部アーマーは展開可能。ゴールド部分のパーツはガイア132で塗装しました。肩部アーマーの組み立て時には、白いパーツに特に注意が必要です。白いパーツは奥までしっかりと押し込み、ツメをはめ込まないと、展開時にアーマーが上下に分離しやすくなります。
▼本体の赤いパーツは多くありません。レッドはガイアの純色マゼンタにクリアーレッドを重ねて仕上げました。ガイアの純色マゼンタは塗装・乾燥後に少しピンクパープル寄りの色味になりますが、ガイアのクリアーレッドを重ねることで色を覆い、メタリックレッドの質感を表現できます。最後に光沢クリアーを吹き付けています。
▼胸部は展開してコックピットを露出させることが可能。下の画像は展開状態です。
▼下の画像は閉じた状態です。胸部の2つのパーツは、非常に、非常に、非常に外れやすいので要注意です(大事なことなので3回言いました)。アヴァランチユニットを全て取り外してエクシア形態にする予定がなければ、接着してしまうことをお勧めします。不意に外れて紛失するのを防げます。
▼ホワイト部分はキットの成形色を活かし、ヤスリがけとゲート処理のみ行っています。パールパウダーを混ぜた光沢クリアーで、パール光沢の質感を表現しました。アヴァランチユニットを取り外す予定はないため、膝部分のデカールは貼っていません。
▼機体のGNケーブルには裏表があります。間違えるのが心配な場合は、説明書の番号に従って組み立ててください。GNケーブル自体に誤組付け防止の仕組みがあるので、説明書通りに組めば逆向きに取り付けてしまうことはまずないでしょう。
▼キットには水転写式デカールが1枚付属しています。デカールは全ては貼らず、選択的に使用しました。
▼2本のGNブレイド(ロング/ショート)、1本のGNソード、4本のビームサーベル、そしてシールドは全て機体にマウント可能です。
▼シールドをマウントする際は、専用のパーツに交換して腰部のリアアーマーに取り付けます。マウント後はあまり安定せず、揺らしただけで落ちるほどではありませんが、少し緩い感じがします。
▼GNロングブレイド/ショートブレイド
▼GNソード。ガイア1002とEX-07で塗装しました。
▼両脚にスキーユニットを装着していない装甲形態。
▼4本のGNビームサーベルは肩とバックパックにマウント可能です。
▼半可動式ハンドパーツは、まさに「時代の涙」と言えるでしょう。近年のMGシリーズでは、このタイプの手首パーツは見かけなくなりました。
▼腰部後方にも2本のGNケーブルがあります。向きを間違えないように!
▼フレームの色は、もはや定番のガイア125です。ガイアのメタリック塗料用溶剤で希釈すると、吹き付けた際の粒子の仕上がりがやはり違います。
▼両腕のGNケーブルが干渉し、腕を水平に上げる際の可動域がかなり制限されます。水平に上げる際にGNケーブルの抵抗で完全に上げきることができず、可動性がかなり損なわれています。
▼スキーユニットを取り付けるには、まず両脚のすねと膝のパーツを全て取り外す必要があります。
▼ガンダムアヴァランチエクシア
▼両脚にユニットを装着すると、よりマッシブな印象になり、上半身が重く下半身が軽いというアンバランス感がなくなります。
▼スキーユニット。2つのユニットは非常に大きく長く、収納形態ではスタンドを使わずに安定して立たせるには、ユニットの角度を調整して上半身の重量を支える必要があります。素直にスタンドを使った方がずっと楽です。
▼スキーユニット展開形態。本当にスキーをしているようです(笑)。
▼スキーユニットを展開してこそ、アヴァランチエクシアの完全形態です!
▼側面。
▼スキーユニットには2つの小さなツメがあり、足の裏を正しい位置に固定できます。
▼左右のスキーユニットの先端には、それぞれ3本の小さなクローがあります。
▼クローは展開可能で、展開後の中央には小さな穴があります。
▼この穴にはビームサーベルを取り付けることができます。
▼前方の小さなクローは角度を調整できます。
▼キットには特別カラーのディスプレイスタンドが付属します。
▼以上が今回の簡単な製作レビューです。続いて、スタジオで撮影した写真をご覧ください。
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