2025年6月5日に発売が予定されている任天堂の次世代機「Nintendo Switch 2」。その中でも特に注目を集めている新機能の一つが、ボイスチャットシステム「GameChat」です。新設計の「Cボタン」を使えば、フレンドとボイスチャットをしながら画面を共有でき、まるでDiscordのようなリアルタイムなコミュニケーション体験が楽しめます。

しかし、このほど公式から明かされた情報によると、「GameChat」機能を利用するには、2026年以降に「Nintendo Switch Online」への加入が必要になるほか、有効な携帯電話番号の登録が必須になることが判明し、ゲーマーたちの間で大きな話題を呼んでいます。
ユーザーコミュニティによって発見された利用規約には、「GameChatの使用には携帯電話番号の登録が必要です」と明確に記載されています。任天堂はこの件についてまだ詳細な説明をしていませんが、プラットフォームの安全性を高め、ユーザーの本人確認を強化するための措置ではないかと見られています。

携帯電話番号の登録を義務付けることで、匿名による機能の悪用やハラスメント行為を防ぐだけでなく、万が一トラブルが発生した際に追跡するための重要な手がかりとなります。規約違反やボイスチャットの悪用が確認された場合、任天堂は該当アカウントと電話番号を紐付けて凍結(BAN)し、いわゆる「捨て垢」を使って再び迷惑行為を行うことを防ぐことができるのです。現時点ではVoIPなどを利用した仮想電話番号が使用できるかは不明ですが、安全性の観点から、これらの番号は対象外となる可能性が高いでしょう。
さらに、この仕組みは未成年者や匿名ユーザーがボイスチャットで嫌がらせやいじめに遭うリスクを低減する効果も期待されます。アカウントを実在の電話番号と紐付けることで利用のハードルを上げ、悪質なユーザーの活動を抑制する狙いがあります。

一部のプレイヤーからは、プライバシーの観点から「少し厳しすぎるのでは?」といった声も上がっています。しかし、任天堂としてはユーザー体験とコミュニティの安全性を最優先に考えた結果と言えるでしょう。ボイスチャットが当たり前になった現代において、こうした本人確認の強化は、多くの主要なプラットフォームで主流になりつつあります。