山崎貴監督が手がけるゴジラ映画『ゴジラ-0.0』が、11月3日の「ゴジラの日」に全国公開されます。待望の怪獣映画続編とあって、劇場での鑑賞を心待ちにしているファンも多いのではないでしょうか。
10月30日、日本テレビ系「金曜ロードショー」で前作『ゴジラ-1.0』が本編ノーカット放送され、公式Xでは同時鑑賞企画「海神作戦応援乗船」が開催されました。山崎貴監督もこの企画に参加し、堀田辰雄艦長役の田中美央さんとともに、ゴジラの表情や動きについてトーク。そこで『ゴジラ-1.0』のゴジラがなぜ「猫っぽい」のかという話題になり、山崎監督から意外な理由が明かされました。
田中さんは、ゴジラが海上で機雷処理船「新生丸」を追いかけるシーンについて、「初めてゴジラをかわいいと思った」と回想。そのときの表情を「猫みたい」と表現しました。山崎監督も「ゴジラは時折、ちょっと一生懸命な感じを見せるんですよね。」とコメント。さらに、飛行機を追いかける姿も、猫じゃらしに夢中になる猫のようだと盛り上がりました。

田中さんから、猫を意識して演出したのかと尋ねられた山崎監督は、「意識していないんですけど、うちに猫が2匹いるんですよ。」と告白。猫っぽい表情を見ると「いいな」と感じ、ついOKを出してしまうのだそうです。ゴジラが猫に似ているという声についても、「そうだろう、そうだろう! と思っていましたからね。そう言ってもらえてうれしいです。」と笑顔で語りました。
どうやら山崎監督は、意図的に猫をゴジラのモデルにしたわけではない様子。猫と暮らす日々の中で培われた感覚が、ゴジラの表情作りにも自然とにじみ出ていたようです。

とはいえ、この「猫っぽさ」は、かわいいだけではありません。新生丸を追いかけるシーンについて、田中さんは、弱い相手を前にしたゴジラには余裕があり、わざといたぶっているようにも見えると指摘。山崎監督も「それが猫っぽさじゃないですか?」と応じ、「弱って抵抗できなくなったネズミを追いかけているようなもの」と表現しました。

さらに2人は、ゴジラと重巡洋艦「高雄」が交戦するシーンにも言及。このときのゴジラは、新生丸を追っていた場面よりも明らかに素早く動いています。そのため、新生丸に追いつけなかったのではなく、あえて速度を落とし、獲物をいたぶる時間を楽しんでいたのではないかと推測しました。
田中さんは、海上で獲物を追うゴジラの表情が「少し笑っているようにも見える」ともコメント。その余裕たっぷりの顔つきについて、「本当に恐ろしいけれど、どこか魅力的」と語っています。

こうして聞いていると、まるでゴジラがかわいい動物のようですが(笑)、ファンにとっては思わぬ角度から作品を楽しめる興味深いエピソードです。公開間近の『ゴジラ-0.0』でも、そんな「猫っぽさ」を感じさせるゴジラの表情や動きが見られるのか、注目したいところです。
via: オリコンニュース