「Nintendo Switch 2」は、すでに発売されており、一部のユーザーは予約購入に成功しているものの、多くの消費者は価格が落ち着いてから手に入れたいと考えているようです。しかし、米国の関税政策による世界経済の変動を受け、任天堂の次世代機は価格が下がるどころか、さらなる値上げの可能性が指摘されており、ゲーマーたちの間で注目を集めています。
任天堂はすでに「Switch 2」のアクセサリー価格を値上げしており、今後本体価格が上昇する可能性も否定していません。古川俊太郎社長は投資家に対し、世界的な貿易情勢が改善しない場合、本体価格の値上げは十分にあり得ると発言。複数の業界アナリストも、「Switch 2」のさらなる価格調整は避けられないとの見方で一致しています。
Kantan Games CEOのセルカン・トト氏は、関税交渉が迅速に進展せず、任天堂が初回出荷分を使い果たした場合、値上げは避けられないとコメント。さらに、現在の状況を「混乱しているだけでなく、まるで茶番劇だ」と厳しく批判し、市場の不確実性から今後の展開は予測不能だと強調しました。

Circanaアナリストのマット・ピスカテラ氏も、関税対象国からのゲーム製品はすべて値上げリスクを抱えていると指摘。関税実施の混乱と政策の不安定さから、いつ、どの程度の幅で価格が調整されるかを正確に予測するのは難しいと述べています。
しかし、状況を冷静に見る専門家もいます。DFC Intelligence CEOのデイビッド・コール氏は、任天堂は初期の価格設定段階で潜在的な関税リスクをすでに考慮しているため、大幅な再調整は考えにくいとの見解を示しました。「もし本当に値上げされれば、消費者は購入を控えるだろう。任天堂はそのようなシナリオをすでに想定しているはずだ」と語っています。
業界アナリストのヨースト・ファン・ドリューネン氏は、任天堂がすぐに値上げに踏み切るのではなく、まずはバンドル構成の変更や割引キャンペーンの縮小といった手段で対応する可能性を分析しています。
「Switch 2」が発売されて以降も、市場の様子見ムードは依然として濃厚です。プレイヤーたちが気にしているのは、ゲームラインナップやハードウェア性能だけでなく、この次世代機の変動する価格を自分のお財布が許容できるか、という点も大きいでしょう。
via: TheGamer