連載開始から45年を迎える『キン肉マン』。熱血とギャグが融合したストーリーは今なお多くのファンを魅了し、世代を超えて愛される国民的漫画として、絶大な人気を誇っています。
そんな『キン肉マン』の作画を担当する漫画家ユニット「ゆでたまご」の中井義則先生が、6月10日放送のテレビ東京系番組『開運!なんでも鑑定団』に出演されました。

中井先生が登場するやいなや、MCの今田耕司さんは「うわー、すごい!中井先生がテレビに!」と驚きの声を上げ、中井先生も「いやー、めったに出ないですよ」と笑顔で返されました。
今田さんは続けて「僕、子どもの頃に初めて『ジャンプ』で『キン肉マン』が連載された時から買ってましたよ!」と、今回の対談が貴重な機会であることに興奮を隠せない様子でした。

もう一人のMC、福澤朗さんも思わず「ちょっとバカな質問してもいいですか?」と、多くのファンが抱くであろう疑問を投げかけました。額を指しながら「そもそも、なんでおでこに『肉』って書いてあるんですか?」と直球質問!

これに対し、中井先生は笑顔で「実は『キン肉マン』って、嶋田隆司先生が小学校5年生の時に描いた漫画が元になっているんですよ。」と振り返りました。そして、「その時、『筋肉』の『筋』の字が書けなくて、それで『キン肉マン』になったんです。」と衝撃の事実を明かしました。

さらに中井先生は「でも、最初は『肉』の字も書けなくて、『キン内マン』だったんですよ、ハハハ!」と、まさかの裏話を披露。これにはスタジオも大爆笑に包まれました。

その後、2人で『週刊少年ジャンプ』に投稿する際、キャラクターを再デザインする中で嶋田先生が「じゃあ、おでこに『肉』って書いちゃおうか?」と提案し、現在の姿になったそうです。

番組では、福澤さんからさらに突っ込んだ質問が。「実際に漫画を描く時間は、中井先生の方が圧倒的に多いんじゃないですか?」中井先生は「そこまで言わせますか(笑)?」と笑顔で返答。しかし、「嶋田もストーリーを考えるのは大変ですからね。役割分担が違うだけです」と、相方へのリスペクトも忘れずに語りました。


もちろん、中井先生が『開運!なんでも鑑定団』に出演したのは、ご自身のコレクションを鑑定してもらうため。持ち込まれたのは、なんとザ・ビートルズの直筆サイン!1961年、彼らがデビューしたばかりの頃に、ホテルのボーイが紙にサインをしてもらったものだそうです。中井先生が約35~36年前に原宿のオークションで約25万円で落札し、普段は仕事場の「パワーの源」として飾っているとのこと。

ご自身の鑑定額は購入時の25万円。ビートルズのサインは偽物が多いと言われる中、鑑定結果はなんと会場がどよめく200万円!

鑑定士の本多康宏氏によると、このサインは本物であるだけでなく、珍しい「フルネームでのサイン」であり、極めて貴重だとのこと。サインが書かれた紙はイギリス南部のホテルのレターヘッドで、ビートルズが1963年11月17日に近隣の劇場でコンサートを行っていた時期と合致すると、その信憑性が裏付けられました。


まさか中井先生がこれほど貴重なコレクションをお持ちとは!そして、テレビで『キン肉マン』の創作秘話が語られるのは貴重な機会であり、作品の知られざるエピソードを知ることができました。