Nintendo Switch 2新作『ドンキーコング バナンザ』試遊レポまとめ!海外メディアから「まるでGTA」「オデッセイの後継作」と絶賛の嵐

2025年7月に発売が予定されているNintendo Switch 2向けソフト『ドンキーコング バナンザ』。先日、本作のメディア向け試遊会が開催され、各メディアから絶賛の声が相次いでいます。単なるドンキーコングの新作3Dアクションにとどまらず、あの名作『スーパーマリオ オデッセイ』の精神的続編となりうるポテンシャルを秘めているとのこと。自由度の高いゲームプレイや爽快な破壊システム、そして探索要素が見事に融合し、任天堂の王道プラットフォームアクションに新たな息吹をもたらしているようです。


まるで『GTA』!?自由度と破壊の爽快感がヤバい

中でも海外メディア『TheGamer』は、本作のオープンな世界と自由度に、まるで『グランド・セフト・オート』(GTA)シリーズのような「ハチャメチャなエネルギー」を感じると評価。子供の頃、友達の家でチートコードを使いまくって街を大混乱させた、あの頃の楽しさを彷彿とさせると絶賛しています。

ゲーム内のオブジェクトはほぼ全て破壊可能で、ドンキーコングは自由にトンネルを掘ったり、壁をぶち抜いてお宝をゲットしたりできます。探索を進める中で次々と新しいルートが開拓され、時にはランダムな宝箱や隠しコレクションアイテムが出現することも。コンプリートを目指す完璧主義なプレイヤーには少しプレッシャーかもしれませんが、ほとんどのプレイヤーにとっては、やり込み要素満載の嬉しい仕様と言えるでしょう。

さらに驚くべきは、その技術的な完成度です。『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』と比較しても、本作はグラフィック、フレームレート、そしてオブジェクトの持続性において明らかな進化を遂げているとのこと。安定した60fpsでの動作や4K解像度に対応しているだけでなく、一度破壊した地形はプレイヤーが手動でリセットしない限りそのまま残り続けるため、世界の連続性とプレイヤーが世界に与える影響をより強く感じられるようになっています。


『オデッセイ』の探索精神を継承した、重層的なステージデザイン

一方、『IGN』はゲーム全体の構造に着目。本作のオープンワールドデザインは、まさに『スーパーマリオ オデッセイ』の核心的な面白さを受け継いでいると分析しています。各エリアには収集アイテムである大量のバナナが配置され、NPCがヒントをくれたり、ステージの至る所に巧妙なギミックや謎解きが隠されていたりと、プレイヤーの探究心をくすぐる設計が満載です。

ただし、『オデッセイ』のような広大な一つのマップとは異なり、『ドンキーコング バナンザ』では垂直に積み重なった「階層構造」が採用されています。各階層が独立した箱庭ステージのようになっており、その階層のメイン目標を達成すると、さらに下の階層へと進んでいく仕組みです。時には上の階層に戻って新たな道を探すようなチャレンジも用意されているとのこと。この構造は、『スーパーマリオ64』や『スーパーマリオサンシャイン』のような、緻密に作り込まれた箱庭ステージの楽しさと、『オデッセイ』の広大な探索の自由度を融合させた、まさにハイブリッドなゲーム体験を提供してくれそうです。

操作性についても『IGN』は高く評価。ドンキーコングのアクションはパワーとスピードを兼ね備えており、力強いパンチや地面を叩きつけて壁を破壊するだけでなく、地面からオブジェクトを剥がしてスケートボードのように滑走することも可能だとか。基本攻撃はボタンによって繰り出す方向が異なり、砂地、金属、岩石といった材質に応じて最適なルートを切り拓いていく戦略性も楽しめます。さらに、2Pプレイヤーとしてポリーンが登場し、『スーパーマリオギャラクシー』のアシストプレイのように攻撃をサポートしてくれるモードも搭載。親子で一緒に楽しむのにもピッタリですね。


『オデッセイ』チームが開発!物理演算と変身システムも超充実

また、メディア『Eurogamer』は、任天堂が試遊会の段階で開発チームが『スーパーマリオ オデッセイ』のオリジナルメンバーであることを明かすという、異例の発表を行った点に注目。このことからも、本作への期待の高さがうかがえます。同メディアによると、ドンキーコングのゲームプレイは単なる「破壊」にとどまらず、砂を積み上げて橋を作ったり、掘り出した金塊をお金に換えたり、金属片を武器として使ったりと、物理演算を駆使したインタラクションが非常に緻密に設計されているとのこと。さらに、ダチョウに変身して滑空したり、「ゴリラ状態」になって破壊力を大幅にアップさせたりといった「変身システム」も搭載。スキルツリーで新たな能力をアンロックしていく成長要素も楽しめます。

そしてファンにとって最も胸アツなのが、『Eurogamer』が指摘する本作に満ちあふれた「レア社リスペクト」の数々です。マップのあちこちにある目玉のついたコミカルなオブジェクト、赤い風船による復活システム、懐かしさを感じさせるBGMアレンジ、そして往年の2D横スクロールステージまで。スーパードンキーコング2の名曲で知られる「Bramble Blast」(とげとげタルめいろ)を彷彿とさせるステージと音楽も確認できたとのこと。これらのオマージュは、単なるファンサービスにとどまらず、任天堂がドンキーコングシリーズの歴史を深くリスペクトし、自社とレア社が築き上げてきた名作の要素を融合させた、全く新しい傑作を生み出そうとしていることの証と言えるでしょう。

『ドンキーコング バナンザ』は、2025年7月17日に発売予定です。

via: Eurogamer TheGamer IGN